小樽観光の新定番!小樽運河クルーズを体験してみた

小樽観光の新定番!小樽運河クルーズを体験してみた

記事更新日: 2016-04-22 2201pv

小樽観光の新定番!小樽運河クルーズを体験してみた

近年、海外からの観光客も激増している函館と並び人気のある北海道・小樽市。その中でも観光のメッカは小樽運河です。

その小樽運河を歩くのではなく、ボートで観光する「小樽運河クルーズ」が密かな人気を呼んでいます。クルーズの中でも特に人気のある「ナイトクルーズ」を体験してみました!

海岸を埋め立てた全国でも珍しい運河

小樽運河は日本でも珍しい埋め立て式の運河です。海岸線を埋め立て大正12年に開通しています。ですから、川ではなく、あくまでも「海」なのです。ほかの運河と違い、大きく湾曲しているのが特徴です。

小樽観光の新定番!小樽運河クルーズを体験してみた

日中から薄暮そして夜への時間帯がお勧め

運河沿いには古い倉庫群が並び、情緒を醸し出しています。日没前の明るい時間も水辺に映る雲や青空が美しいです。ですが、薄暮から夜にかけてはガス灯などでライトアップされ、より一層綺麗でロマンチックな表情を見せます。

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薄暮の時間帯の小樽運河です。昼とは違う景色を見せてきます。小樽運河は歩くにしても、日中から薄暮、そして完全に暗くなるまでの時間帯で、変化を楽しむのが、最も良いのかもしれません。写真に、運河を浮かんでいるボートがありますよね?これが、今回体験した「小樽運河クルーズ」のボートなのです。

小樽駅からは駅前通りをまっすぐ海側に向かって約10分、運河にかかる中央橋のほとりに販売所と乗り場があります。

小樽観光の新定番!小樽運河クルーズを体験してみた30分毎に運航していて、私が申し込んだのは午後6時の便です。この時期は午後5時半からの便が「ナイトクルーズ」となります。日中の便より300円高い1800円(税込)でした。小樽市民割引き、団体割引もあります。電話予約も可能です。運航時間は季節によって変わり、天候により欠航もあるので、その日の天気やHPをチェックしてくださいね。ちなみに冬場も運行していますが、しっかりした防寒が必要です。

約40分のロマンチッククルーズ

出航15分前に乗り場に集合し、出発を待ちます。これが運河内を回るボートです。20人も乗れば満席となるこじんまりとした、しかし、雰囲気のあるボートです。

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小樽運河や街並みの雰囲気を壊さないように木造で設計され、燃料も環境に優しいバイオディーゼルを使用していると聞きました。乗船前に、救命胴衣を渡され腰に巻いて乗り込みます。

ガイドさんから出航前に航行時の注意点などを受けます。

小樽観光の新定番!小樽運河クルーズを体験してみた

さあ、出航です。運航時間は約40分。私の便はほぼ満席で、カップルの姿も目立ちました。この日は天気も良く風も弱くて、波もまったくなし。というか、小樽運河は風が吹いてもいつも穏やかです。心地よい揺れを感じながら出航直後に1枚をパシャリ。

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船が揺れる中で暗い景色を写すのは結構大変ですが、橋の上からの景色とは、まったく違う表情を見せてくれて、雰囲気も良く新鮮です。運転手兼ガイドさんの説明を聞きながら左に倉庫群を観ながら浅草橋まで向かいます。浅

草橋は観光案内所もあり、観光客が集中します。パンフレットに掲載されている写真の多くがこの橋から撮影されています。

小樽観光の新定番!小樽運河クルーズを体験してみた浅草橋手前でUターンし、北上していきます。途中、中央橋などいくつかの橋の下をくぐります。立てば手が届きそうな橋の下を通るのは結構な迫力があり、ちょっとした冒険気分を味わえますよ。

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やはり歩くだけでは決してお目にかかれないクルーズならでは景色が観られます。中央橋をくぐり、右に回り小樽港に出ます。

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港でも波はほとんどありません。船酔いにはなりにくい私としても、ひと安心。ガイドさんの説明では防波堤などを造る時に、波が入り込まないように設計され、嵐でも波が立ちにくいそうです。景色は暗いためほとんど見えません。写真の底引き網漁船やタグボート目を引く程度でした。港などの景色が観たい場合は、夕刻から薄暮の時間帯を選べば夕日と海のコントラストが綺麗な光景が見られるはずです。

日本人には未知の北運河を回る

港を見終えると、竜宮橋をくぐり、北運河へ。竜宮橋以北の北運河は日本人があまり足を運ばないコースとなり、むしろ中国など海外からの観光客が、日本人観光客がいない穴場として、非常に人気なのだそう。ライトアップなどはそれほど華やかではありませんが、倉庫群が多くなり、実は見どころが多いのです。

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北海道製罐株式会社です。大正10年創業の罐詰工場で、その窓ガラスは創業時のものが使用されています。北運河で見られる倉庫群は同社の旧倉庫も多く、小樽市を象徴する建造物として親しまれています。正直、私も道産子ながら初めて知りました。ガイドさん、勉強になります。

「仮面ライダー倉庫」もあった!

北運河は漁船やクルーザーも多く停泊しています。浅草橋近辺よりもやはり生活の匂いもする風景です。ですがライトアップされた倉庫や街並みの美しさは変わりません。

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クルーズで回る倉庫の中で最もきれいに観られると説明されたのが、これ。今はライブハウス「GOLD STONE」として改装され、ミュージシャンには知る人ぞ知る場所となっています。私が体験した4日前に「ウルフルズ」がライブを行ったそうですよ。この隣の倉庫はカフェがあり、有名人ご用達となっているのですって!観光客が来ることは滅多にないということ。喧噪を逃れる聖地となっているので、名前などは控えておきます。

さて、北運河の端まできてボートはUターンします。日本人には知られていませんが、海外の観光客から大人気なのはこの倉庫です!

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北海道製罐の旧第3倉庫です。皆さん、仮面ライダーをご存知ですよね?ご存じない方はお父様に聞いてみてください。かなり古い、伝説の実写アニメですが、今も続いているモンスター番組です。その仮面ライダー1号の敵、ショッカーの秘密基地として、この倉庫が使用されていたのです!そんな事実は今の今まで、まったく知りませんでした。中国人などにはSNSなどで、あっという間に評判となったとのこと。ユーチューブでは「倉庫ショッカー」などで、検索することができるそうですよ。

オレンジのライトが印象的

北運河からはオレンジ色のライトが印象的です。基本的には運河沿いの街燈やライティングはオレンジ色に統一しています。ロマンチックです。ちなみにガス灯は本物を使っていて、全63基で2億円以上もかかっているのですって。

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このまま、竜宮橋、中央橋をくぐって、乗り場に到着、約40分のナイトクルーズは終わりました。歩いて見学するのとは違う景色は本当に新鮮で、また、普段なら足を運ばない場所まで満喫できるこのツアー、予想以上の満足感が得られました!

出抜小路で出会った絶品海鮮丼!

さて、この時間まで運河を満喫したなら、晩御飯にグルメも楽しみたいところ。ここは地元であるガイドさんに海鮮系のお勧めの店を聞いてみました。2軒紹介され、ひとつはお寿司屋さんだったのですが、やや予算オーバーだったので、断念。もうひとつは、あの「白い恋人」の石屋製菓が運営する、運河の浅草橋向かいにある、屋台村「出抜小路」の「澤崎水産」に突撃しました。

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カニ屋の卸直営店で、北海道の最東端・根室出身のちょっといかつい大将が切り盛りしています。注文したのは特選丼の上(3300円(税抜))。最初は普通の特選丼を頼んだのですが、「ウニが全然違うから」と上を勧めてもらいました。

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イクラ、ホタテ、海水ウニ、そして花咲ガニがタップリご飯の上に乗せられています。エゾバフンウニの旨みと甘味が絶品で、カニも観光市場にありがちな冷凍物は一切扱ってません。プリプリです!「うちのを食べたらほかのは食えないよ」と啖呵を切るだけのことはあります。お値段が高いと思うかもしれませんが、本物を使っているので、妥当だと思います。北海道のグルメ雑誌の表紙を飾ったこともあり、道外の方ならきっと満足すると思いますよ。

小樽運河を違った角度から眺められる「小樽運河クルーズ」。人気のナイトクル

ーズは確かに満足いくもので、歩くだけでは分からなかった運河の魅力を再発見できました。ナイトクルーズだけではなく、薄暮の時間帯もかなり美しい景色をご覧になれるでしょう。女子同士やカップルの皆さんにぜひ体験して欲しいです!

トリッパー編集部

この記事を書いた人 トリッパー編集部

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トリッパーを運営する株式会社トラベルマルシェのスタッフです。国内の北海道から沖縄までの旅行情報を発信し、皆様に楽しくなる旅行情報をお届けします。

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