北陸の観光・体験・遊び
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北陸 | 金沢・石川
那谷寺
苔むす参道、四季折々に彩られる自然、そして巨岩と洞窟に包まれる神秘の空間。
那谷寺は、加賀の地に根付く白山信仰とともに、1300年の歴史を刻む天台宗の古刹です。
そのはじまりは、養老元年(717年)。越前の高僧・**泰澄(たいちょう)**がこの地に立ち、白山を信仰の根本道場とし、「岩屋寺(いわやでら)」として創建しました。洞窟が点在する境内は、魂が清められ、よみがえる聖地として古くから信仰を集めてきました。
平安時代には、花山法皇が参詣され、那智山と谷汲山から一文字ずつを取って「那谷寺(なたでら)」と改名されたと伝わります。
戦国期には幾度か火災に遭いましたが、江戸初期、加賀藩三代藩主・前田利常公によって再興されました。本殿や唐門、拝殿、三重塔などの伽藍が整備され、現在も一部が国指定重要文化財として残されています。利常公が参道に植えた「杉の木街道」や、粟津温泉の「黄門杉」は、その記憶を今に伝えます。
また、那谷寺の周辺ではオパールや瑪瑙、水晶が産出され、寺に伝わる数々の瑪瑙は大内氏や本願寺を介し、明国(中国)へ献上された歴史もあります。
洞窟にこだまする祈り、季節ごとに姿を変える庭園、自然と一体になるような静寂。那谷寺は、訪れる者の心にそっと語りかけるような、祈りと再生の空間です。 -
北陸 | 富山
高岡大仏
大仏の見事な出来栄えから日本一の美男とも呼ばれている「高岡大仏」は、高岡市の大佛寺にあります。高さ約16mの阿弥陀如来坐像で、過去に木製大仏が二度の焼失に遭うものの、再建を願う市民の強い気持ちに応えて、1933年に現在の青銅製の「高岡大仏」が建てられました。今では高岡市のシンボルとして、市民や訪れる観光客を見守ってくれています。
「高岡大仏」が鎮座する台座の内部は回廊となっていて、聖徳太子や三尊像、地獄絵などの13作の仏画や、2代目大仏のご尊顔が安置されています。大きなお寺ではありませんが、心静かにゆっくりと参拝できる高岡市を代表する観光スポットです。 -
北陸 | 富山
国宝 高岡山瑞龍寺
「国宝 高岡山瑞龍寺」は、加賀前田家の2代当主で、高岡の開祖でもある前田利長を弔うために建てられたお寺です。敷地内の総門と山門をくぐると、仏殿と法堂が一直線に配置され、左右に禅堂と大庫裏がつくられた美しい伽藍配置を見ることができます。これは加賀藩百二十万石の財力を示す重要な建造物といえ、山門・仏殿・法堂が国宝に、総門・禅堂・大庫裏などが重要文化財にそれぞれ指定されています。
堂内の天井画や回廊なども見ごたえがあり、荘厳な雰囲気が感じられる「国宝 高岡山瑞龍寺」。じっくりと参拝して、身も心もリフレッシュしてください。 -
北陸 | 福井
大本山永平寺
永平寺(えいへいじ)は、曹洞宗の開祖・道元禅師によって寛元2年(1244年)に開かれた、日本を代表する禅の修行道場です。福井県吉田郡永平寺町に位置し、静寂な自然に囲まれたこの寺院は、坐禅修行の聖地として全国から多くの参拝者や修行僧が訪れます。
広大な境内には70棟以上の建物が立ち並び、中でも「七堂伽藍(しちどうがらん)」と呼ばれる重要な7つの建物は、すべて屋根付きの回廊で結ばれ、修行の妨げにならないよう工夫されています。これらの建築は、禅の精神を体現する重厚かつ機能的な造りが特徴です。
敷地内に併設された「瑠璃聖宝閣」では、国宝「普勧坐禅儀(ふかんざぜんぎ)」をはじめとする、道元禅師ゆかりの貴重な宝物が展示されています。仏教・禅文化に関心のある方にとっては見逃せないスポットです。
その静謐な雰囲気と高い文化的価値が評価され、2015年にはフランスの旅行ガイド『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で2つ星に選ばれました。