
日本本土四極踏破を目指して…
四方を海に囲まれた国、日本。東西南北の端に位置する地域は、それぞれ独特の文化や自然が存在します。
もし国内旅行に飽きてしまった。行き尽くしてしまったと感じている方は、ぜひ日本本土四端を制覇し
日本の端っこを全て制覇したという達成感を味わいませんか?
※ここで示している「日本本土四端」とは、沖縄県と離島を除く、国内の東西南北の最端となります。
沖縄県と離島を含みますと、最西端、最南端の地が変わります。
日本本土四端一覧
- 【最北端】宗谷岬 北海道稚内市
- 【最東端】納沙布岬 北海道根室市
- 【最西端】神崎鼻 長崎県佐世保市
- 【最南端】佐多岬 鹿児島県南大隅町
【最北端】宗谷岬

本土最北端である宗谷岬。
岬の先端には、北極星の一稜をモチーフにした「日本最北端の地の碑」が立ちます。
晴れた日には約43km離れた樺太を見ることも出来ます。
周辺は宗谷岬公園として整備されており、探検家の間宮林蔵の立像や宗谷岬灯台、旧海軍望楼などがあり、稚内市屈指の観光スポットとなっています。
【最東端】納沙布岬

本土最東端である納沙布(のさっぷ)岬。
日本で一番早く朝日と出会える場所として有名です。
岬の先端には北海道内最古の洋式灯台が立ち、その向こうに北方領土の島々を望むことができます。
周辺は望郷の岬公園として整備され、北方領土の歴史や生活について展示している北方館・望郷の家や、北方領土返還と平和への祈りを込めたモニュメント「四島(しま)のかけ橋」などの見どころがあります。
【最西端】神崎鼻

本土最西端である神崎鼻(こうざきばな)。
平成元年に国土地理院による人工衛星を使用した測量を行い、正式な本土最西端の地と認定されました。
こちらも周辺が公園として整備され、最西端のモニュメントの他に海中遊歩道や四極交流広場などがあり、青い海の先に五島列島が望めます。
【最南端】佐多岬

本土最南端である佐多岬。
南端から約50m沖の大輪島には日本最古の灯台の一つ「佐多岬灯台」が建っています。
佐多岬は霧島錦江湾国立公園に含まれており、天気に恵まれれば屋久島や種子島を望むことができます。
また、佐多岬にある「御崎神社」は縁結びの神様としても人気があります。
到達証明書発行のススメ
"本当の"日本の端へ…

離島を含む日本における東西南北端は
【最北端】カモイワッカ岬 北海道蘂取村
【最東端】坂本岬 東京都小笠原村
【最西端】トゥイシ 沖縄県与那国町
【最南端】北小島 東京都小笠原村
ですが、最西端以外は一般人の立ち入りが基本できません。
離島にある場合、徒歩などの陸上交通、定期航路などの組み合わせにより到達可能であり、民間人の立ち入りが常時制限されないという条件を満たした日本における東西南北端は以下の通りです。
【最北端】宗谷岬 北海道稚内市
【最東端】納沙布岬 北海道根室市
【最西端】トゥイシ 沖縄県与那国町
【最南端】高那崎 沖縄県竹富町
本土四端と最西端・最南端の地が異なります。
ぜひ本土四端を制覇した後に、”本当の"日本四端も制覇してみませんか?