和歌山観光2泊3日モデルコース|車なしで南紀を巡る充実の旅プラン
和歌山の南紀エリアは、豊かな自然と温暖な気候に恵まれた、魅力あふれる場所です。美しい海岸線や温泉、アドベンチャーワールドといった観光スポットが集まっており、歴史的な熊野古道も人気。本記事では、そのような南紀エリアを、車なしでも満喫できる2泊3日のモデルコースをご紹介します。公共交通機関を利用して、南紀の魅力をお楽しみください。
1日目
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10:30頃
白浜駅or白浜空港から出発!白浜の絶景と温泉を巡る
1日目は白浜駅もしくは白浜空港から観光に出発します。まずはダイナミックな景観の三段壁へ。そのあとは、新鮮な海鮮ランチを楽しみ、夕暮れの時間には海に浸かるような絶景露天風呂へ向かいます。夜は宿泊施設で、新鮮な海の幸を堪能しましょう。白浜の自然と温泉を満喫する一日です。
バスで約30分
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11:00頃
「三段壁」と「三段壁洞窟」で断崖の神秘を感じる (詳細はこちら)
- 平均滞在時間
- 1時間30分
- アクセス
- 紀勢本線、白浜駅よりバスで約25分(タクシーで約15分) 南紀白浜空港よりバスで約6分
和歌山県白浜町の三段壁は、高さ50mの断崖絶壁であり、展望台からは雄大な太平洋を一望することが可能です。エレベーターに乗って地下36mの三段壁洞窟に行くと、荒波が岩に打ち付ける迫力満点の光景を間近で楽しめます。源平合戦の史跡や熊野水軍の隠し場所の伝説が残るほか、パワースポットとして知られる場所もあります。
徒歩で約3分
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13:00頃
「漁火 三段店」で海鮮ランチ
- 平均滞在時間
- 1時間30分
- アクセス
- 紀勢本線、白浜駅よりバスで約25分(タクシーで約15分) 南紀白浜空港よりバスで約6分
「漁火 三段店」は、太平洋を一望できる海鮮料理店です。新鮮な魚介を使った各種海鮮丼や、網焼き料理などが味わえます。海鮮丼は、まぐろ丼・しらす丼・漁火丼など種類が豊富で、サザエのつぼ焼きや網焼きも人気。気さくな店員さんが迎えてくれるアットホームな雰囲気も魅力であり、三段壁観光の際のランチにおすすめです。
バスで約5分
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15:00頃
「崎の湯」で海と一体になる露天風呂を楽しむ
- 平均滞在時間
- 1時間30分
- アクセス
- JRきのくに線白浜駅から明光バス新湯崎行きで約15分、湯崎下車、徒歩約5分
「崎の湯」は、1400年の歴史を持つ由緒ある温泉。日本書紀や万葉集にも登場します。最大の特徴は、太平洋の絶景を望む開放的なロケーション。源泉かけ流しの湯に浸かり、海と一体となるような感覚を味わえます。泉質は、神経痛などに効果的なナトリウム塩化物泉です。シャンプーや石鹸は使用不可なので、ご注意ください。
バスで約15分
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17:00頃
「とれとれパーク」で宿泊とディナー (詳細はこちら)
- アクセス
- JR新大阪駅より特急電車で約2時間30分、白浜駅からタクシーで約5分
とれとれパーク内にある「とれとれヴィレッジ」は、カラフルなドーム型ホテルが立ち並ぶユニークな宿泊施設。洞窟やペット同伴可の施設など、多様なコンセプトの客室が魅力です。夕食はレストラン「とれとれ亭」で、新鮮な魚介を使った郷土料理や海鮮料理を堪能しましょう。温泉やお土産店も併設されており、じっくり楽しめます。
2日目
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9:30頃
ホテルを出発!
2日目はアドベンチャーワールドへ。出発前に、アドベンチャーワールドの開園時間を確認し、スムーズに入園できるよう準備しましょう。
バスで約10分
-
10:00頃
「アドベンチャーワールド」でショーやサファリを満喫 (詳細はこちら)
- 平均滞在時間
- 4時間
- アクセス
- JR京都駅より紀勢本線特急で約2時間50分、白浜駅下車 JR新大阪駅より紀勢本線特急で約2時間30分、白浜駅下車 高速バス: 大阪駅JR高速バスターミナルより約3時間30分
「アドベンチャーワールド」は、動物園・水族館・遊園地が一体となったテーマパークです。ここでは、愛らしいレッサーパンダやペンギンたちに出会えるだけでなく、イルカやアシカの迫力満点のショーも楽しめます。またサファリワールドでは、ライオンやキリンなどの動物たちを、自然に近い状態で観察することが可能。動物たちと触れ合えるイベントも盛りだくさんですよ。
ほかにも、ジェットコースターなどのアトラクションや、観覧車・メリーゴーラウンド・ゴーカートなども楽しめます。大人も子どもも楽しめるエンターテインメントが満載で、飽きることなく楽しめるでしょう。
徒歩で約5分
-
12:00頃
「サファリレストラン Jambo(ジャンボ)」で肉料理を味わう
- 平均滞在時間
- 約1時間
- アクセス
- JR白浜駅より路線バスで約10分
アドベンチャーワールド内の「サファリレストラン Jambo(ジャンボ)」は、サファリ気分を味わえる肉料理レストラン。広びろとした店内で、ボリューム満点のステーキや、和歌山ブランド熊野牛を使ったハンバーグが人気です。お高めながらも、その味は格別。家族連れにもうれしいキッズメニューも充実するお店で、思い出に残る食事をどうぞ。
バスで約15分
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14:40頃
特急列車「くろしお」で紀伊勝浦駅へ向けて出発
アドベンチャーワールドで遊んだあとは、白浜駅から特急列車に乗車し、約2時間かけて紀伊勝浦駅を目指します。紀伊勝浦に到着したら、徒歩で「観光浅橋」まで行き、専用送迎船またはシャトルバスを利用して「ホテル浦島」に向かいましょう。
電車と専用送迎船またはシャトルバスで約2時間
-
17:00頃
「ホテル浦島」にチェックイン!ディナーバイキングや会席料理を堪能
- アクセス
- JR紀伊勝浦駅から徒歩5分で桟橋へ、桟橋から専用船またはシャトルバスで10分
「ホテル浦島」は、紀伊勝浦湾に突き出した半島に広がる宿泊施設です。シャトルバスも利用できますが、連絡船で向かうのがおすすめ。館内には大小さまざまな温泉が点在し、中でも洞窟温泉「忘帰洞」「玄武洞」は必見です。夕食はバイキングや会席料理など多様なメニューから選択可能。食事後は、カラオケ・マッサージ・売店なども楽しめます。
3日目
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7:45頃
ホテルを出発!
最終日は、ホテル浦島を出発後、熊野古道と那智の滝を目指します。まずは熊野本宮大社へ向かい、歴史的なスポットを存分に楽しみましょう。午後は、圧巻の「那智の滝」で思い出を締めくくり、紀伊勝浦駅へと戻ります。
紀伊勝浦駅までタクシーで約10分、その後バスで約1時間半
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10:00頃
熊野古道を通り「熊野本宮大社」で歴史に触れる (詳細はこちら)
- 平均滞在時間
- 1時間
- アクセス
- 南紀白浜空港より直通バスで約140分 新大阪駅から「くろしお」で約130分、紀伊田辺駅を下車し、路線バスで約120分
世界遺産である熊野古道の中でも、熊野本宮大社へ向かうルートは特に人気。重要文化財が点在するパワースポットである熊野本宮大社で、エネルギーを感じられるでしょう。社務所前には「黒い八咫烏(やたがらす)ポスト」があり、絵馬の投函ができます。「出発の地より心をこめて 熊野本宮」と書かれたスタンプを押し、大切な人へ手紙を送ってはいかがでしょうか。
徒歩で約10分
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11:00頃
「御食事しもじ」でやまと豚や熊野牛を味わう
- 平均滞在時間
- 1時間
- アクセス
- 熊野本宮大社から徒歩約10分 熊野本宮大社前バス停から徒歩約5分
熊野本宮大社近くの「御食事しもじ」は、地元食材を使った料理が自慢の食事処です。落ち着いた雰囲気で、熊野牛の焼肉重や古道うどん、季節の天ぷらといった豊富なメニューを楽しめます。ソースやドレッシングは、こだわりの自家製。名物のうすかわ饅頭は、食後のデザートやテイクアウトにもおすすめです。
バスや電車などで約2時間〜2時間半
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14:30頃
「那智の滝」で日本一の落差133mを体感 (詳細はこちら)
- 平均滞在時間
- 30分
- アクセス
- JR紀勢本線紀伊勝浦駅より、熊野御坊南海バスで約30分
那智の滝(那智大滝)は、日本三大名滝のひとつに数えられています。その落差はなんと133mにもおよび、幅も13mほどあります。一段の滝として、日本一の落差を誇ることも特徴。滝つぼの近くまで行くことが可能で、間近で見る滝の迫力は圧巻です。滝の轟音と水しぶきを浴びることで、心身ともにリフレッシュできるでしょう。
那智の滝は、パワースポットとしても知られており、訪れる人々にエネルギーを与えてくれます。また、熊野那智大社にある「飛瀧神社」の社務所横より受付をすれば、那智の滝の「滝つぼの水」を飲むことが可能です。この水は、延命長寿の水といわれているため、ぜひ試してみてください。バスで約25分
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15:30頃
「紀伊勝浦駅」より帰路へ
那智の滝を観光後、紀伊勝浦駅より帰路へ。名古屋方面へは、紀伊勝浦駅からの移動が便利です。白浜空港へ向かう場合は、紀伊勝浦駅からバスで約2時間ほど。空港の規模は大きくありませんが、時間に余裕を持って1時間前には空港に到着できるよう、計画を立ててみてくださいね。
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