3月からは7月に向け、毎月ぐんぐん気温が上昇していきます。スタートラインとなる3月でさえ、平均気温は約19度もあり、3月後半には一部のビーチで海開きも始まります。しかし、天候が悪ければ気温も海水温も十分には上がりません。水着だけで泳げないことはありませんが、本格的な海水浴シーズンの到来はもうすこし先になります。
3月の平均気温 | |||
平均 | 最低 | 最高 | |
沖縄気温 | 18.9℃ | 16.5℃ | 21.7℃ |
東京気温 | 8.7℃ | 4.4℃ | 13.6℃ |
過去4年間1月の沖縄・奄美への台風接近数 | |||
2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 |
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海開きは一般的には7月に行われるものですが、沖縄では3月に行ってしまう所もあります。特別に早い所でなくても、4月末までには海開きを行うのが普通です。 とはいえ、その日から毎日海水浴が楽しめるというわけではありません。確かに沖縄では気温25度を目安に海開きの日を決めていますが、3月や4月は「25度になる日もある」というだけで、まだ連日25度以上になるような状況ではないからです。暖かい日はともかく、天候の悪い日に海で本格的に泳ぐのは、多くの方にとって難しいでしょう。無理をせず、短時間で海から上がるといった注意も必要になります。 3月の後半は春休み中のお子様との家族旅行や、学生時代の最後の思い出作りのための卒業旅行などで、沖縄は一気に賑わいます。天候も安定し始め、海水浴ができる可能性も高くなりますから、単純に考えれば3月に沖縄旅行をするなら下旬がおすすめ、ということになります。 しかし、人の増える時期は、さまざまな費用が高くなり、混雑という問題も発生します。海水浴にこだわらないなら、前半を選ぶことで、まだ静かな沖縄の散策や陸での遊びが楽しめます。
暦の上で3月に入っても、自然はそうきっちりと切り替わるものではありません。3月の前半は、まだ冬の寒さが抜けきらない日が続くこともあります。冷たい風が弱まってくるため、そうした日でも真冬のようにはなりませんが、さすがに半袖ではつらく感じられるでしょう。また、暖かな日も、日が落ちれば徐々に冷えてきます。薄着のまま夜まで行動を続けるのは控えた方が良いでしょう。海水浴をする場合も、日差しの強い時間帯を狙えば、いくらか水の冷たさが緩和されます。
2月と3月の降水量の差は30mmほどですが、季節の変わり目ということで、実際にはこの数字以上に天候が不安定に感じられるかもしれません。4月に近づくにつれて落ち着いてきますが、特に前半は注意が必要です。ただし、台風の接近はこの60年ほどの間には無いため、それに関する心配は不要です。紫外線の量は、3月の時点ではピーク(8月)の6割ほどです。それでも他の地域よりはだいぶ高い数値ですから、そろそろ対策を考え始めた方が良いでしょう。
沖縄旅行のスケジュールが3月後半の場合は、半袖と短めのズボンという初夏の服装で大丈夫でしょう。ただし、後半になっても時折寒い日はありますから、長袖も荷物に加えておきましょう。薄い物なら重ね着・単体、どちらでも使えて便利ですし、暑い日が続いたとしても、日よけとして使えば無駄にはなりません。3月の沖縄は気温も上がりますが、紫外線の量も2月の約1.5倍に急増しますから、このような紫外線対策のための服や、帽子などのグッズも用意しておくと安心です。
一方、前半に旅行を予定しているなら、もうすこし寒さについて真剣に考え、長袖の数を増やす・厚めの物を選ぶといった工夫をすべきでしょう。ちょうど月の中ほどの場合は迷うところですが、荷物に余裕があるなら、厚めの長袖を入れておいた方が良いかもしれません。
12月下旬~4月上旬 | 各地のホエールウォッチング |
1月21日~5月31日 | 沖縄花のカーニバル2023 |
2月18日~4月16日 | おきなわブーゲンフェア |
3月2日~5日 | 第36回 ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント |
3月1日~日 | 第41回 東村つつじ祭り |
3月4日 | ゆかる日 まさる日 さんしんの日 |
3月5日 | 珊瑚(サンゴ)の日 |
3月12日 | 名護チャレンジRUN2023 |
3月中旬頃~4月中旬頃 | 各地の海開き |
3月25日~26日 | 第28回 ムーンビーチ おきなわ全島やちむん市 |
3月19日 | いどまん平和トリムマラソン |