雨が多く、湿度も最も高くなる前半が終われば、後半は7月に向けてどんどん夏らしくなっていく6月の沖縄。平均気温も約27度と、5月から3度ほど上昇しています。前半は天候により海で肌寒さを感じますが、7月の手前になれば不満を感じることなく泳げるようになるでしょう。それにつれて紫外線量も増えていきますから、月末に近づくほど紫外線対策の重要性は増していきます。
6月の平均気温 | |||
平均 | 最低 | 最高 | |
沖縄気温 | 26.8℃ | 24.8℃ | 29.4℃ |
東京気温 | 21.4℃ | 18.0℃ | 25.5℃ |
過去4年間6月の沖縄・奄美への台風接近数 | |||
2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 |
1回 | 2回 | 1回 | 0回 |
沖縄の降水量をグラフにすると、この6月と9月がピークとなっていることがわかります。数字の上では9月との差はほとんど無く、6月の方がいくらか少ないぐらいですが、日照時間は9月よりも短めです。 ほぼ同じ量の雨が降っているのに日照時間に差が出てしまうのは、9月は雨の降らない時は晴れていることが多く、6月は雨が降らなくても曇っていることが多いからです。同じ雨の多い月でも、このような傾向の違いがあるため、6月の方が観光に適さないように思えるかもしれません。 ですが、混雑を避けたい場合には、あえてこの時期を狙うという方法もあります。晴れてさえいれば海水浴も十分できる暖かさですから、基本的には雨の影響を受けにくい観光地を回る計画を立て、旅行中に晴れたなら海で遊ぶことも考えれば良いわけです。 また、新暦と旧暦の違いにより、那覇以外の地域では(旧暦の5月4日を基準にするため)6月に入ってからハーリーが行われることがよくあります。その勢いや熱気は、那覇に勝るとも劣りません。 7月・8月はどうしても旅費が高くなりがちですし、混雑に悩まされる機会も増えます。ほどほどのコストで人のそれほど多くない夏の沖縄が楽しめる6月は、意外な狙い目ではないでしょうか。
6月の上旬・中旬は5月から続く梅雨のため、雨に降られることが多くなります。年間の降水量を見ても、5月・6月と8月・9月は最も雨の少ない時期の2倍以上になっています。「沖縄はいつも快晴」というイメージを持っていると、すこし驚かされるかもしれません。それもまた旅のおもしろさではありますが、何も対策をせずに訪れてしまうのは避けたいものです。しっかりと準備をして、沖縄へ向かいましょう。
下旬には梅雨が明け、いよいよ真夏に突入します。こうなると気候的には7月とほとんど変わりません。説明の都合上、ここでは月単位で区切っていますが、6月の終わり頃に沖縄を訪れる予定なら、沖縄に着いてからの計画や服装は7月のつもりで考えた方が良いでしょう。沖縄は7月から9月が台風シーズンと言われますが、その手前の6月の時点でも台風の接近回数は増えてきます。多くの年は1~2回で、何年も続けて0回と記録されることもあるような状況ですが、多少は警戒すべきでしょう。
東京と比較すると、沖縄はどの月も5~15%ほど湿度が高いのですが、6月の平均湿度は80%以上にもなります。この蒸し暑さに立ち向かうためには、とにかく風通しの良い爽やかな服装を選ぶ必要があります。 南国と言えばアロハシャツが定番ですが、それをベースに沖縄らしさを加えた「かりゆしウェア」もおすすめです。その土地に住む人々と同じ物を食べ、同じ景色を見て、同じ服装ですごせば、旅人という立場からさらに一歩踏み込めるのではないでしょうか。 暑さ対策という点では半袖が最も有効ですが、長袖を選べば紫外線を緩和することができます。特に太陽の光を遮る雲が減る下旬は、7月と同じレベルの対策が必要になります。こまめに日陰に移動し、直射日光を長時間浴びないようにすることが一番の対策ですが、こうした服装での工夫も考えておきましょう。
6月23日(金)~6月24日(土) | 久米島ハワイアンフェスティバル2023 |
6月18日(木) | Sea Water Deramフェスティバル |
6月3日(土)~6月4日(日) | ビーチバレー宮古島大会2023 |
6月25日(日) | 第24回 サバニ帆漕ぎレース |
- | 泊いゆまち父の日お魚フェア ~本まぐろ祭り~ |
- | 奥武島海神祭(ハーリー)・合同懇談会 |
- | 久米島ハーリー大会 |
- | 糸満ハーレー |
- | 慰霊の日 平和の光の柱 |