立山黒部アルペンルート
立山黒部アルペンルートは、自然の美しさと壮大な景観が楽しめる、日本を代表する観光名所の一つです。このアルペンルートは、富山県と長野県を結び、標高2,450メートルに位置する立山から、黒部ダムまでを結ぶ全長約90キロのルートで、様々な乗り物を駆使して進むことで、その壮大な自然美を間近で堪能できます。
1. 絶景の「雪の大谷」
立山黒部アルペンルート最大の魅力のひとつが「雪の大谷」です。毎年春先に開通するこの区間では、積もった雪の壁が10メートルを超えることもあり、その圧倒的なスケールに驚かされます。雪の大谷ウォークでは、歩道が雪で囲まれた中を歩きながら、立山の大自然を感じることができる貴重な体験が待っています。
2. 黒部ダムの壮大な景観
黒部ダムは、世界的にも有名な水力発電所であり、そのダム湖の景色や周囲の山々の風景は絶景です。夏にはダムから放水される水流が、訪れる人々に圧倒的な迫力を与え、秋には紅葉とともに美しい景色が広がります。黒部ダムの観光施設も充実しており、展望台からはダムの全貌を見渡せます。
3. アルペンルートならではの多彩な乗り物
立山黒部アルペンルートでは、ケーブルカーやトロリーバス、ロープウェイなど、多様な乗り物を利用して移動します。それぞれの乗り物からは、普段では見ることのできない景色が楽しめ、移動の過程でも感動が続きます。特にロープウェイからの眺めは、空中からアルペンルート全体を俯瞰することができ、まるで絵画のような美しい風景が広がります。
4. 季節ごとの魅力
立山黒部アルペンルートは、季節ごとに異なる顔を見せてくれます。春には雪の大谷が、夏には新緑の山々と澄んだ空気が広がり、秋には紅葉、冬には雪景色と、それぞれの季節に合わせた自然の美しさを堪能できます。また、夏の登山シーズンには、立山を登る登山者も多く、その道中では素晴らしいアルプスの景色が広がります。
5. アクセスの便利さと周辺の観光地
立山黒部アルペンルートへのアクセスは、富山駅や長野駅から簡単にアクセスでき、観光の拠点としても便利です。また、周辺には温泉地や、立山のふもとに広がる美しい景勝地も点在しています。観光の後は、温泉でリラックスしたり、地元の名産品を楽しむことができます。
- 名称
- 立山黒部アルペンルート
- 住所
- 〒930-1406 富山県中新川郡立山町芦峅寺ブナ坂11
- アクセス
-
・JRでのアクセス
東京から:新幹線「はくたか」または「かがやき」で富山駅まで。
富山駅から:富山地方鉄道「立山駅」行きの電車で約1時間。
立山駅からアルペンルート
立山駅からはケーブルカーで「美女平」へ。
その後、バスやロープウェイ、トンネルバスなどを乗り継ぎ、最終的に長野県側の「扇沢」へ。
- 公式サイトURL
- https://www.alpen-route.com/index.php