与那国島海底地形
1986年、与那国島の海底で発見された神秘的な巨大構造物――それが「与那国島海底地形」です。透明度の高いブルーの海に突如現れる直線的で人工的な形状の岩盤は、今なお多くの謎に包まれています。
この海底遺跡については、
ムー大陸の遺跡説
古代文明の痕跡説
自然による地殻変動の結果
など諸説があり、国内外の研究者による調査が現在も続けられています。
遺跡はダイビングで間近に観察できるほか、グラスボートでの見学も可能。神秘的な海底の世界を、安全かつ手軽に体感したい方にもおすすめです。
神話と歴史、自然の力が交差する与那国島の海底地形は、ダイバーだけでなく歴史ファンやミステリー好きにも人気の観光スポットとなっています。
- 名称
- 与那国島海底地形
- 住所
- 沖縄県八重山郡与那国町
- アクセス
- 久部良港から観光船で約20分
- 公式サイトURL
- https://welcome-yonaguni.jp/guide/1282/
周辺の観光・オプショナルツアー
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沖縄 | 与那国島
久部良バリ
与那国島の自然がつくり出した幅3〜5メートルの岩の裂け目。その美しくも不気味な地形には、島がかつて抱えていた人頭税制度の悲しい歴史が刻まれています。
今から約200年前、厳しい税制度の下で島の人口抑制が図られていた時代、この場所は妊婦たちを集めて飛び越えさせる「人減らしの場」として使われていたという伝承が残っています。仮に飛び越えることができても、着地の衝撃により身体への負担は避けられず、命を落とす女性もいたと伝えられます。 -
沖縄 | 与那国島
ナンタ浜
与那国島の北部に位置する「ナンタ浜」は、透明度の高い海と白い砂浜が織りなす美しい景観が魅力のビーチスポットです。波打ち際は遠浅で、クリスタルのように透き通った海水が訪れる人を癒してくれます。
特に注目したいのは、海の色のグラデーション。浅瀬は澄んだエメラルドグリーン、少し沖に目を向けると濃いディープブルーへと変化する美しい海色の対比を楽しめます。
ただし、ナンタ浜は沖に出ると潮の流れが非常に速く、遊泳には危険を伴うエリアとしても知られています。安全のため、浜辺付近で景色を眺めるなどの楽しみ方をおすすめします。
与那国島を訪れたら、ぜひ足を運びたい絶景ビーチのひとつです。 -
沖縄 | 与那国島
ティンダバナ
ナンタ浜から内陸側を見上げると、まるで小高い山のようにそびえる断崖があり、その頂上付近には巨大な岩が乗せられたような印象的な地形が広がっています。
それが、与那国島のパワースポットとして知られる「ティンダバナ」です。
標高は約85mと、祖納集落やナンタ浜から近いにもかかわらず圧倒的な存在感を放ちます。
その高さから、ティンダバナの岩場は祖納エリアを一望できる天然の展望台としても人気。眼下に広がる青い海と集落の風景は、与那国の自然と暮らしを感じられる絶景です。
さらに嬉しいのはアクセスの良さ。駐車場から頂上付近までは徒歩10分ほどで到着でき、景観の美しさと手軽さを兼ね備えたスポットとして観光客にも好評です。 -
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六畳ビーチ
与那国島・祖納集落から東崎(あがりざき)方面へ向かう道中にある、知る人ぞ知る絶景ポイント。
アダンの葉が生い茂る小道を進んでいくと、その先に突如として目の前に広がるエメラルドグリーンの海と美しいビーチが現れます。
岸から見下ろすこのビーチは、まさに隠れた絶景スポット。与那国島ならではのダイナミックな地形と澄んだ海が織りなす光景は、訪れた人の心を癒やしてくれることでしょう。
※こちらのビーチは遊泳禁止のため、泳ぐことはできませんが、写真撮影や散策にはぴったりの場所です。
観光ルートに加えて、ぜひ立ち寄りたいスポットの一つです。