福井の観光・体験・遊び
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湯けむり横丁
えちぜん鉄道「あわら湯のまち駅」前に広がる屋台村「湯けむり横丁」。レンガ造りの駅舎がレトロな雰囲気を醸し出し、旅人の心をくすぐります。
屋台には、串揚げ・焼き鳥・餃子・ラーメンなど個性豊かな店が並び、それぞれがこだわりの味と温かいもてなしで迎えてくれます。席数は限られますが、だからこそ生まれる店主との会話や地元の人との触れ合いも魅力のひとつ。
地酒とご当地グルメを楽しみながら、ゆったりと流れる夜のひとときをお過ごしください。 -
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三国湊
坂井市三国町に広がる三国湊は、北前船の寄港地として栄えた歴史ある港町。江戸〜明治期の町家や商家が今も多く残り、当時の面影を感じながら町歩きが楽しめます。
かつて材木商を営んだ旧岸名家住宅や、豪商が建てた西洋風の旧森田銀行本店など、歴史的建造物は見ごたえ十分。旧大木道具店は現在フレンチレストラン「サミュゼ」として営業し、和洋折衷の建築と料理の両方が楽しめます。近くにはレンガ造りの「眼鏡橋」もあり、鉄道ファンに人気の撮影スポットです。
港町ならではの味覚も魅力で、冬には「三国港越前がに」が登場。タイミングが合えば、市場で行われる夕競りを見学できる貴重なツアーに参加することも。
町の中心にある三國神社は、北前船による繁栄を背景に建立された社で、荘厳な随身門や樹齢600年のけやきなど見どころが豊富。春には三国港駅舎のまわりに桜が咲き、レトロな町並みと季節の美しさが調和する絶景が広がります。
過去と今が共存する三国湊。散策しながら、港町の歴史と文化を肌で感じてみてはいかがでしょうか。 -
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富岩運河環水公園
日本の歴史公園100選のひとつ「富岩運河環水公園」は、遠くに北アルプスの立山連峰を望む富山市を代表する観光スポットです。緑豊かな木々が生い茂る園内には、かつて水運を開くためにつくられた富岩運河があり、水とともに穏やかな時間が流れています。観光客はもちろん、地元の人々の憩いの場としても人気で、まさに「街中のオアシス」といえるでしょう。
また、園内の「スターバックスコーヒー 富山環水公園店」は、必見のスポットのひとつ。ガラス張りのシンプルなつくりではあるものの、周囲の景観に見事に溶け込んでいる様子から「世界一美しいスタバ」とも称されています。 -
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武家屋敷旧内山家・旧田村家
福井県・越前大野にある「武家屋敷旧田村家」と「武家屋敷旧内山家」は、歴史的価値のある建物を解体復元し、一般公開している観光スポットです。
旧田村家は越前大野城の外堀(百間堀)西側に位置し、武士・田村又左衛門家の主屋を復元したもの。一方、旧内山家は大野藩の再建に尽力した家老・内山七郎右衛門良休の生家を復元しています。
夏の期間限定で、旧内山家には風情ある「夏障子」、旧田村家にはカラフルな「風車棚」が登場。どちらも武家屋敷の伝統的な雰囲気と調和し、涼を感じるインスタ映えスポットとして人気です。展示は10月31日までの期間限定となっており、フォトジェニックな夏の思い出づくりに最適です。 -
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芦原温泉
福井県屈指の温泉地「あわら温泉」は、明治16年の開湯以来、多くの人々に愛され続けてきた歴史ある温泉街です。その風雅な街並みと、もてなしの心が息づく情緒あふれる雰囲気から、「関西の奥座敷」とも称され、多くの文人墨客が訪れたことでも知られています。
あわら温泉の大きな魅力は、源泉が74本もある点。旅館ごとに異なる泉質や効能を楽しめるため、温泉好きにはたまらないスポットです。湯めぐりや風情ある街歩き、地元グルメとともに、癒しと贅沢な時間を堪能できる福井県の人気観光地です。 -
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丸岡城
福井県坂井市にある丸岡城(霞ヶ城)は、戦国時代の天正4年(1576年)に織田信長の命を受けた柴田勝家が、甥の柴田勝豊に築かせた歴史ある平山城です。現存する二層三階の天守は、入母屋造りの屋形に回縁・勾欄(こうらん)付きの望楼を乗せた、初期天守の形式を今に伝える貴重な建築とされ、日本最古の現存天守といわれることもあります。
現在は天守のみが遺構として残されていますが、その姿は往時の面影を色濃く残し、城郭建築史上でも重要な遺産として高く評価されています。「霞ヶ城」の別名どおり、春には桜が咲き誇り、幻想的な景観を楽しむことができる観光スポットです。 -
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越前大野城
越前大野城は、戦国時代の天正3年(1575年)、織田信長から越前国大野郡の大部分を与えられた武将・金森長近によって築かれた山城です。完成までに4年の歳月を費やし、2層3階の大天守と2層2階の小天守、さらに二の丸・三の丸を配し、内堀と外堀で城全体を防御していました。
石垣には「野面積み(のづらづみ)」と呼ばれる、自然石を加工せずに積む伝統的な工法が用いられており、石を横に寝かせ、大きな石を奥に押し込むようにして築かれた様式は、当時の土木技術を今に伝える貴重な遺構とされています。
現在の天守は、昭和43年(1968年)に復元されたもので、内部には歴代城主にまつわる資料や遺品が展示されています。
特に注目されているのが、10月から4月末ごろの早朝に見られる「天空の城」現象です。一定の気象条件が揃うと、城のある亀山を雲海が包み込み、まるで空中に浮かぶような幻想的な光景が広がります。 -
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大本山永平寺
永平寺(えいへいじ)は、曹洞宗の開祖・道元禅師によって寛元2年(1244年)に開かれた、日本を代表する禅の修行道場です。福井県吉田郡永平寺町に位置し、静寂な自然に囲まれたこの寺院は、坐禅修行の聖地として全国から多くの参拝者や修行僧が訪れます。
広大な境内には70棟以上の建物が立ち並び、中でも「七堂伽藍(しちどうがらん)」と呼ばれる重要な7つの建物は、すべて屋根付きの回廊で結ばれ、修行の妨げにならないよう工夫されています。これらの建築は、禅の精神を体現する重厚かつ機能的な造りが特徴です。
敷地内に併設された「瑠璃聖宝閣」では、国宝「普勧坐禅儀(ふかんざぜんぎ)」をはじめとする、道元禅師ゆかりの貴重な宝物が展示されています。仏教・禅文化に関心のある方にとっては見逃せないスポットです。
その静謐な雰囲気と高い文化的価値が評価され、2015年にはフランスの旅行ガイド『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で2つ星に選ばれました。 -
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瓜割の滝
福井県若狭町にある「若狭瓜割名水公園」は、天徳寺の境内奥に広がる自然豊かな名水スポットです。環境省の「名水百選」にも選ばれた「瓜割の滝」は、その冷たさに瓜が割れたという伝説が名前の由来。泰澄大師の時代から“神泉”として崇められ、五穀豊穣や病気平癒の霊験があると信じられてきました。
園内には清らかに流れる清水や、珍しい紅藻類が見られる場所もあり、「水の森」として訪れる人々に癒しを与えてくれます。歴史と自然が調和する、心落ち着くパワースポットとして、観光や散策におすすめの場所です。 -
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東尋坊
福井県を代表する絶景スポット「東尋坊(とうじんぼう)」は、日本海に突き出した約1kmにわたる柱状の断崖絶壁が続く、圧巻の景観で知られています。これは「輝石安山岩の柱状節理」という非常に珍しい地質現象で、国の名勝および天然記念物に指定されています。
断崖の上には「荒磯遊歩道(あらいそゆうほどう)」が約4kmにわたって整備されており、雄大な海と岩肌を間近に感じながらの散策が楽しめます。また、観光遊覧船も運航しており、海上から見上げる東尋坊は陸上とはまた異なる迫力と美しさ。自然のダイナミックさを体感できる、日本屈指の絶景スポットです。 -
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福井県立恐竜博物館
福井県立恐竜博物館は、2023年7月にリニューアルオープンした国内最大級の恐竜博物館です。銀色に輝くドーム型の建物内には、「恐竜の世界」「地球の科学」「生命の歴史」という3つの展示ゾーンがあり、広さ約4,500㎡の展示室には50体以上の恐竜骨格標本や数千点に及ぶ標本、大型復元ジオラマや映像資料が揃っています。恐竜ファンはもちろん、家族連れや学びを深めたい人にとっても充実した内容で楽しめるスポットです。
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かずら橋
福井県・足羽川渓谷にかかる木製の吊り橋は、水面からの高さ約12m。独特の揺れがスリル満点で、訪れる人の心をつかみます。この橋は「愛を誓うと永遠に幸せになれる」とも言われ、恋愛のパワースポットとしても人気です。
周辺には、5月上旬に咲く緑色の桜「御衣黄」や、5月中旬のシャクナゲが楽しめる庭園、森林浴にぴったりの遊歩道もあり、新緑、夏の涼、秋の紅葉と四季折々の自然を満喫できます。
やさしい光、森の香り、そして神秘的な池田の郷の空気を感じながら、癒しのひとときを過ごせる絶景スポットです。