種子島の観光・体験・遊び
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九州 | 種子島
宝満神社・宝満の池
宝満神社は、稲作の神・玉依姫命(たまよりひめのみこと)を祀る、種子島の農耕文化と深く結びついた古社です。竜宮から赤米の種を持ち帰り、稲作を始めたという赤米伝説が語り継がれており、毎年の「お田植祭」(町無形文化財)は今も大切に守られています。
すぐそばには、周囲約4kmの宝満の池が広がり、神社の神域として守られてきた静かな自然が今も残っています。種子島最大の淡水池には冬になると多くの水鳥が飛来し、鴨の群れが舞う光景はまさに絶景です。 -
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雄龍雌龍の岩
種子島西海岸、国道58号線沿いにある雄龍・雌龍の岩は、寄り添うように並ぶ巨大な天然の夫婦岩。昔、この地に住んでいた仲の良い夫婦が嵐で海にのみ込まれ、その後、2つの岩として現れたという伝説が残ります。右が「雄龍」、左が「雌龍」と呼ばれ、しめ縄で結ばれた姿は夫婦円満のパワースポットとして人気です。
周辺には遊歩道が整備され、夕陽が海に沈む時間帯には、岩の間から夕日が差し込み、空と海を赤く染める幻想的な光景が広がります。ロマンチックなひとときを過ごしたい方におすすめの絶景スポットです。 -
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男淵・女淵の滝
平坦な地形が多い種子島では珍しい滝スポットがここ、男淵・女淵(おぶち・めぶち)の滝です。上段が男淵、下段が女淵と呼ばれる2連の滝で、明るく開けた渓流沿いに位置しています。
屋久島のような山岳ではなく、比較的平地の多い種子島で見られるこの滝は貴重な存在。渇水期でも水が途切れず流れ続ける、静かで癒やしのパワースポットです。 -
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千座の岩屋
種子島南部・浜田海水浴場にある千座の岩屋は、太平洋の波がつくり出した巨大な海食洞窟。中に千人が座れるほど広いことから名付けられたといわれています。
洞窟に入れるのは干潮前後の約2時間のみ。内部からは、開口部越しに青い海と島影が見え、幻想的な写真が撮れる人気スポットです。
冬にはこの洞窟内でプラネタリウムを映し出すイベント「スーパープラネタリウム冬の洞窟」も開催され、訪れる人々を宇宙と自然の神秘へと誘います。 -
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竹崎海岸
「日本一美しいロケット発射場」といわれる種子島宇宙センターのすぐそばにある竹崎海岸は、まさに自然と宇宙が出会う感動のスポット。透き通るように美しい海と白い砂浜、そして近未来的な宇宙センターの建物が並ぶこの景色は、種子島ならではの風景として「南種子名勝八景」のひとつに数えられています。
海岸周辺には、大自然がつくり出した不思議な景観もいっぱい!長い年月をかけて波に削られた岩や、むき出しになった地層、洞穴のある奇岩があちこちに。なかでも、象が水を飲んでいるように見える「象の水飲み岩」は、絶好のフォトスポットとして人気です。
また、このエリアは外洋に面しているため波が高く、サーフィンの名所としても知られています。初心者には難易度が高めですが、ベテランサーファーにはたまらないスポットです。
さらにおすすめなのが、宇宙センター内にあるカーモリの峯展望台。ここからは、竹崎海岸と太平洋、そしてロケットの発射台を一望できる絶景が楽しめます。空と海と宇宙が一つに溶け合う、心に残る旅の一枚をぜひ撮ってみてください! -
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鉄砲伝来の地(門倉岬)
種子島の最南端にある門倉岬は、太平洋と東シナ海を一望できる絶景スポット。1543年、ポルトガル人が日本に鉄砲を伝えた地とされ、岬には記念碑や南蛮船を模した展望台があります。
海に映える朱色の鳥居が印象的な御崎神社では、潮祭りや秋の大祭も開催。周辺の前之浜自然公園から続く海岸線は、「七色の海岸」とも呼ばれ、青い海・白い砂浜・緑の山々が美しいコントラストを描いています。 -
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種子島宇宙センター
種子島の南東部、青く澄んだ海とサンゴ礁に囲まれた絶景の地にある「種子島宇宙センター」は、“世界一美しいロケット発射場”とも称される、日本を代表する宇宙の拠点です。
広大な敷地(約970万平方メートル)を誇り、ここではロケットや人工衛星の組み立てから打ち上げ、追跡まで、宇宙への旅がこの地から始まります。
見どころはたくさん!敷地内の「宇宙科学技術館」では、国際宇宙ステーションで使われている日本の実験モジュール「きぼう」の実物大模型をはじめ、宇宙飛行士の訓練を体験できるシミュレーションや、迫力満点のロケット打ち上げ映像を楽しめるシアターも完備。
屋外には本物そっくりのロケット模型が展示されていて、宇宙開発のスケールの大きさを間近で感じることができます。また、事前予約をすれば、ガイド付きで打ち上げ施設などを巡るツアーにも参加できます。