伊豆大島の中でよく使われる移動手段は何?

伊豆大島の中でよく使われる移動手段は何?

記事作成日: 2019-08-05

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伊豆七島には、4平方kmにも満たない式根島(しきねじま)のように非常に小さな島もありますが、伊豆大島は外周道路の長さが約46kmもある、名前のとおり大きな島です。島内のあちこちにある名所の観光を考えるなら、徒歩以外の移動手段が必要になります。

 

旅行者に選ばれることが多い島内での移動手段は、「レンタカー」と「レンタサイクル」、そして「路線バス」です。この3種類それぞれのメリット・デメリットを順番にご紹介します。

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レンタカーのメリット・デメリット

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伊豆大島へ行く船にはマイカーを積み込めないため、島内を自由にドライブしたい場合はレンタカーを利用することになります。

 

レンタカーのメリットは、タクシーよりも安い料金で自由な観光プランを組み立てられることです。島を1周しても1時間程度ですから、観光スポットを訪れる順番は自由自在。

 

「ここは夕方に来たいから、先にあるスポットを見てから引き返そう」といったアイデアも、気軽に実行できます。自転車のように、(走行距離を気にして)引き返しを含まないルートにこだわる必要はありません。

 

乗り降りできる場所・時間が決まっているバスと違い、宿からの出発や、観光スポットを離れるタイミングを自由に選ぶことができ、バス停の無い場所へも気軽に行けるという点も、レンタカーの長所です。

 

車内はプライベートな空間のため、家族や仲間と賑やかにすごしても周囲に迷惑をかける心配が無いということも、グループによってはメリットとなるでしょう。

 

料金はレンタカーショップ・車種によりさまざまですが、4人乗りの軽自動車が24時間約4,000円、5人乗りのワゴン車が約5,500円辺りからが目安となります(※いずれも免責保険料を含みます)。

 

2~3人以上で利用すれば気にならないレベルですが、一人旅の場合はバス・自転車よりも高くなります。この点は、レンタカーの数少ないデメリットです。

 

また、あまりの人気の高さから、旅行者の増える時期は争奪戦になってしまう日もあります。これもデメリットと言えるかもしれません。

 

 

レンタサイクルのメリット・デメリット

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伊豆大島は、自転車を愛する人々の間でも話題になることが多い島です。島の緑と海の青に囲まれながら風を切って進めば、気分は爽快。いつもと違う景色の中で、効果的な運動ができてしまいます。

 

料金の目安は1日1,500~2,000円というところで、マウンテンバイクは通常の自転車よりもやや高く設定されていることが多いです。

 

レンタカーと同じく、時間や場所に縛られないため、見知らぬ島での運転が不安な方や、運転免許証を所持していない方にはうれしい存在と言えるでしょう。

 

島の外周道路は約46.6kmですから、時速10km程度で走れば、5時間程度で島内一周ができる計算になります。その合間に観光スポットでの休憩を入れ、半日がかりで島を走るという観光プランは、とても健康的で悪くないように思えます。

 

しかし、実際にはアップダウンの激しい区間もあり、平均時速10kmのキープは意外に困難です。時期によっては、都心よりも多い雨や海からの強い風にも苦しめられます。観光を考えると、いろいろと荷物を積まなくてはいけないのもつらいところです。

 

この体力の消耗が、自転車の最大のデメリットです。狭いエリア内での往復なら、誰もが利用しやすい移動手段としておすすめできますが、島全体をぐるりと見て回る場合は、しっかりとした準備と計画が求められます。

 

なお、「レンタカーで走るのは味気ないが、体力は温存したい」という場合には、バイクを借りることもできます。

 

ただし、その場合は体力面の問題は小さくなるものの、「運動ができる」というメリットは無くなってしまいます。料金も自転車より高いため、一人旅でなければ、多くの場合は1台に大勢乗れるレンタカーの方がお得になります。

 

路線バスのメリット・デメリット

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伊豆大島では、8,000人以上の人々が生活しています。島内を走る路線バスは、その暮らしを支える大切なものです。

 

そのため、路線バスは島の外周(またはそれに近い)道路のうち、東側の一部を除いた7割ほどを常にカバーしていますし、三原山など島の中心方向へ向かう路線も用意されています。

 

この東側の空白区間も、期間限定運行の「大砂漠ライン」によって埋められることがあり、その時は路線バスだけで島内一周が可能になります。

 

料金は、1日乗車券が大人1名2,000円、2日乗車券が3,000円です。

 

もちろん普通に毎回料金を払うこともできますが、島内観光のために移動を繰り返しているとすぐに高額になってしまうため、1日乗車券の購入をおすすめします。

 

自転車は「ペダルをこぐ」という運動が、レンタカーは注意深い運転が必要ですが、バスはただ乗っているだけで目的のバス停に着きます。速度も自転車より速く、その分多くの観光スポットへ行ける可能性があります。

 

しかし、それを実現するためには、バス停の場所と時刻表を調査し、それらを上手にまとめて無駄の無い計画を立てる必要があります。

 

伊豆大島の路線バスは、利用者の多い路線でも、ほぼ1時間に1便です(※2便の時間帯もたまにある、という程度です)。

 

朝・昼・夕の3~4便の路線や、夕方になる前に最終便が出てしまう路線もあり、これらを乗り継いで多くの観光地を訪れるルートを考えるのは、かなり大変で面倒な作業です。

 

旅行中の修正も難しいため、基本的には一度作った計画をきっちりと守って観光を行うことになります。

 

島内観光にはレンタカーがおすすめ!

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島内各所の観光スポットを気軽に訪れたい場合、常に時間を気にする必要がある路線バスでは、落ち着いた気分で観光をすることが難しいかもしれません。

 

事前に時刻表を見て計画を立てるのも手間がかかりますし、あるスポットが予想以上に素晴らしく、滞在時間を長くしたいと思っても、(バスを1本遅らせてしまえば、その後の予定が全て使えなくなるため)それが不可能な場合もあります。

 

運動が必要なレンタサイクルも、広範囲の観光には不向きです。

 

すべては体力次第ですが、スタート直後は元気いっぱいでも、途中の観光スポットをチェックしながら時間をかけて進んでいくと、終盤は景色を見る余裕が無いほどヘトヘトになってしまう可能性があります。

 

島全体の観光にレンタサイクルを利用する場合は、伊豆大島一周サイクリングそのものを目的として、「観光はおまけ程度・数ヶ所のみ」と割り切った方が良いかもしれません。

 

レンタカーなら、バスのように時間を気にすることも、レンタサイクルのように体力を消耗することもありません。

 

出発のタイミングも、観光スポットを訪れる順番も、すべて自由に決められるという点がレンタカーの最大の魅力です。

 

一人旅では割高になってしまいますが、それ以上の人数なら料金を割ることができますし、多少高いように思えても、「自由で楽」というメリットを考えれば許せるのではないでしょうか。

 

ただ一つ注意したいのは、「レンタカーの台数には限りがある」ということです。

 

利用者の多い日や時期は、借りたくても借りられないことがあります。特に、多くの旅行者が伊豆大島を訪れる7~9月は要注意です。

 

到着してから困ることの無いように、レンタカーを利用する場合は、出発前に予約しておくことをおすすめします。

 

 

トリッパー編集部

この記事を書いた人 トリッパー編集部

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トリッパーを運営する株式会社トラベルマルシェのスタッフです。国内の北海道から沖縄までの旅行情報を発信し、皆様に楽しくなる旅行情報をお届けします。

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