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佐賀に旅行に行くなら絶対に外せない!おすすめの観光スポットBEST5
記事更新日: 2024-09-23
九州地方北西部にある佐賀県は、玄界灘と有明海の2つの海に接する、豊かな自然に恵まれたエリアです。
開湯1300年の歴史ある嬉野温泉で日本三大美肌の湯を満喫したり、景勝地「七ツ釜」での遊覧船クルージングでダイナミックな自然を感じたり、古くから有名な有田焼・伊万里焼の生産地を訪れる方も多いのではないでしょうか。また佐賀県には、伝統的な日本三大朝市の「呼子の朝市」や日本三大稲荷に数えられる「祐徳稲荷神社」、日本三大松原の景勝地「虹の松原」など、佐賀県ならではの魅力的な観光スポットが多数あります。
今回はその佐賀県に旅行に行くなら、ぜひ訪れてほしい!おすすめの観光スポットをランキング形式でお届けします。ランキング外にも佐賀県の魅力を感じられる観光スポットを合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
佐賀に旅行に行くなら絶対に外せない!おすすめの観光スポットランキングBEST5
佐賀県には、日本三大美肌の湯として知られる「嬉野温泉」をはじめ、衣食住の守護神として信仰のある「祐徳稲荷神社」、伝統工芸・伊万里焼の歴史や景観を楽しめる「秘窯の里 大川内山」など、魅力的な観光スポットがたくさんあります。ここではその中から佐賀県を代表する名所を5つご紹介します。
第1位 嬉野温泉
佐賀県嬉野市の「嬉野温泉(うれしのおんせん)」は、開湯1300年の歴史ある名湯。島根県の斐乃上温泉・栃木県の喜連川温泉と並ぶ「日本三大美肌の湯」のひとつに数えられる温泉地です。
1日700~800トン汲み上げられるという豊富な湯量と、ナトリウムを多く含む重曹泉のとろりとした肌触りのお湯が特徴的。浸かるだけで角質化した皮膚を滑らかにしスベスベのお肌をよみがえらせる!まさに美肌の湯として全国的にも人気があります。日帰り温泉できるお宿も多いので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
嬉野温泉は、江戸時代には長崎街道の宿場町として栄えていたそうで、肥前風土記(713年)には「東の辺に湯の泉ありて能く、人の病を癒す」と記録あり、そして江戸参府紀行・東西遊記・西遊雑記など数多くの資料にも嬉野温泉について書かれています。また温泉水でコトコト煮込んだとろとろの豆腐「温泉湯どうふ」が名物で、その食感と味わいは絶品ですよ~。嬉野旅館組合加盟の全26の旅館・ホテルなどで楽しめます。
- 【住所】佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙2202-55(佐賀嬉野温泉観光協会)
- 【お問い合わせ番号】0954-43-0137(佐賀嬉野温泉観光協会)
- 【公式サイト】https://spa-u.net/(佐賀嬉野温泉観光協会)(阿蘇市ホームページ)
第2位 祐徳稲荷神社
佐賀県鹿島市の有明海に面した「祐徳稲荷神社(ゆうとくいなりじんじゃ)」は、伏見稲荷大社・笠間稲荷神社と並ぶ「日本三大稲荷」のひとつに数えられる神社です。
貞享4年(1687年)の江戸時代に創建。主祭神は、生活全般の神様「倉稲魂大神(ウガノミタマノオオカミ)」、技芸上達あるいは福徳円満の神様「大宮売大神(オオミヤノメノオオカミ)」、交通安全の神様「猿田彦大神(サルタヒコノオオカミ)」です。衣食住の守護神として庶民から篤く信仰されており、商売繁昌・家運繁栄・大漁満足・交通安全等の祈願のため、年間300万人もの参拝者が訪れます。
御本殿・御神楽殿・樓門など、総漆で仕上げた極彩色の豪華で華麗な偉容は「鎮西日光」とされるほどの美しさ。タイのドラマの舞台にもなったことで、その知名度も急上昇中で、観光スポットとして人気があります。また御本殿の参拝後は、有明海へと続く壮大な景色を眺められる奥の院や、祐徳稲荷神社所蔵の御宝物及び郷土資料を展示する祐徳博物館、年間を通して美しい草花を眺められる日本庭園に立ち寄るのもおすすめですよ。
- 【住所】佐賀県鹿島市古枝
- 【お問い合わせ番号】0954-62-2151
- 【公式サイト】https://www.yutokusan.jp/
第3位 呼子の朝市
佐賀県唐津市呼子町の「呼子(よぶこ)の朝市」は、大正時代からの伝統的な朝市。石川県の輪島・岐阜県の高山と並ぶ日本三大朝市のひとつです。
呼子港東側の朝市通りで、元旦を除いて毎日朝7時半~12時まで朝市が開かれています。約200mの朝市通りには、魚介類・干物・野菜・果物・漬物・生花・菓子・陶器などを扱う平均50軒近くのお店が並び、特にとれたての魚介類や野菜・干物店が多いのが特徴的です。また呼子はイカの名産地としても知られており、透き通った新鮮な「イカの活き造り」は絶品!食事処やお宿でぜひ味わってくださいね。イカの美味しい一夜干しを作る「いかぐるぐる」も見物で、佐賀観光のお土産にもおすすめですよ~。
呼子の朝市では、元気のいいおばちゃんの声や値段交渉も楽しむことができます。スーパーなどの日常とはまた違ったお買い物ができるとあって、佐賀県で人気の観光スポットです。
- 【住所】佐賀県唐津市呼子町呼子朝市通り
- 【閉鎖期間】元旦のみ休み
- 【お問い合わせ番号】0955-82-3426(呼子観光案内所)0955-53-7165(唐津市呼子市民センター)
- 【公式サイト】https://www.karatsu-kankou.jp/spots/detail/52/(一般社団法人 唐津観光協会)https://www.asobo-saga.jp/search/detail.html?id=40(一般社団法人 佐賀県観光連盟)
第4位 七ツ釜
佐賀県東松浦半島の断崖絶壁にある洞窟「七ツ釜(ななつがま)」は、玄武岩が玄界灘(げんかいなだ)の荒波にさらされて浸食されてできた景勝地。国の天然記念物に指定・日本初の海中公園にも指定されています。
七ツ釜を観光するのなら、遊覧船がおすすめ。佐賀県唐津市の呼子港から1時間毎に出港しているマリンパル呼子の七ツ釜遊覧船「イカ丸」に乗って、所要時間40分ほどで七ツ釜周遊を堪能できますよ。その名のとおり7つの洞窟が並列し、自然のダイナミックな素晴らしさを感じられます。最大の海食洞は間口3m・奥行きは110mあり、遊覧船クルージングで洞窟体験気分を味わってみてはいかがでしょうか。また船の上からは、岩体が柱状に規則正しく並ぶ柱状節理の珍しい迫力ある形状や、その海の神秘的な青さも満喫でき、観光スポットとして人気があります。
また七ツ釜の上の「玄海国定公園」は、草原になっていて展望台や遊歩道も整備された散策コース。七ツ釜近辺はフィッシングポイントとしても知られており、多くの観光客が訪れています。
- 【住所】佐賀県唐津市屋形石
- 【お問い合わせ番号】0955-74-3355(唐津観光協会)0955-72-9127(唐津市観光課)0955-82-3001(遊覧船:マリンパル呼子)
- 【公式サイト】https://www.asobo-saga.jp/search/detail.html?id=86(一般社団法人 佐賀県観光連盟)https://www.karatsu-kankou.jp/spots/detail/4/(一般社団法人唐津観光協会)http://www.marinepal-yobuko.co.jp/today.html(マリンパル呼子)
第5位 秘窯の里 大川内山
佐賀県の有田・伊万里は、江戸時代から続く日本初の磁器「有田焼・伊万里焼」の生産地で、現在でも多数の窯元や史跡があることで知られています。
江戸時代、伊万里を治めていた佐賀藩は、日本初の磁器を完成。その後、佐賀藩が技術や品質の維持向上を行って、大川内山に「藩窯」を築くことでその技術が外に流出しないようにしました。
現在、伊万里市の「秘窯の里 大川内山(ひようのさと おおかわちやま)」の一帯は、「大川内鍋島窯跡」として国の史跡指定を受けた観光名所になっています。また数多くの窯元直営ショップが軒を連ねているので、伝統工芸・伊万里焼の歴史や景観を感じながら、ショッピングも満喫できますよ。
- 【住所】佐賀県伊万里市大川内町乙1806番地
- 【お問い合わせ番号】0955-23-7293(伊万里鍋島焼協同組合)
- 【公式サイト】https://www.imari-ookawachiyama.com/
まだまだおすすめ!佐賀のその他の観光スポット5選
虹の松原
佐賀県唐津市の唐津湾沿岸に広がる「虹の松原」は、三保の松原・気比の松原と並び日本三大松原のひとつに数えられる景勝地。国の特別名勝に指定されています。
唐津湾沿いに虹の弧のように連なる松原で、その長さは約4.5km・幅約500mにわたり、約100万本のクロマツが群生しています。長い歴史を持ち、17世紀初めに唐津藩主:寺沢広高(ひろたか)が防風・防潮のために海岸線の砂丘にクロマツを植林したのがはじまりなんだそう。NHK「21世紀に残したい日本の風景(BS2)」の投票で第5位 にも選ばれた観光名所で、昔からの8つの七不思議が語り継がれていることでも有名。蝉が鳴かない・蛇がいないなど、いくつもの不思議な伝説が残る場所としても知られています。
虹の松原内に点在する駐車場からクロマツ林での森林浴も楽しむのはもちろんですが、佐賀県唐津市東部にある鏡山頂上から虹の松原を一望してみても。穏やかな唐津湾とつながっている玄界灘、点在する島々の絶景パノラマを満喫できますよ。
- 【住所】佐賀県唐津市鏡
- 【お問い合わせ番号】0955-72-4963(唐津駅総合観光案内所)
- 【公式サイト】https://www.asobo-saga.jp/search/detail.html?id=87(一般社団法人 佐賀県観光連盟)https://www.karatsu-kankou.jp/spots/detail/1/(一般社団法人唐津観光協会)
唐津城
佐賀県唐津市のシンボル的存在「唐津城(からつじょう)」は、別名「舞鶴城」とも呼ばれ、桜・藤の名所としても知られる隠れた名城です。
豊臣秀吉の家臣:寺沢志摩守広高(てらざわしまのかみひろたか)が、慶長7年(1602年)から7ヶ年の歳月を費やして、慶長13年(1608年)に築城しました。東西に伸びる松原が両翼を広げた鶴のように見えることから、別名「舞鶴城」とも呼ばれています。当初天守閣はありませんでしたが、天守閣は昭和41年(1966年)に文化観光施設として完成。5層5階地下1階の堂々たる佇まいの天守閣内は郷土博物館になっており、唐津藩の資料や唐津焼きなどを展示。唐津の歴史を感じることができる施設です。また最上階の展望所からは玄界灘と虹の松原の雄大な景色、そして松浦川と城下町唐津の風景を眺められる絶景スポットとして人気があります。唐津城は石段200段以上・標高43mの平山城ですが、麓の斜行エレベータ(有料)で天守までたどり着けるのも魅力ですね。
平成29年7月には天守閣内のリニューアルを実施。現在は石垣修復工事を行っていますが、天守閣には通常どおり入場可能です(令和3年度(2021年)に工事完成予定)
- 【住所】佐賀県唐津市東城内8-1
- 【閉鎖期間】12月29日~12月31日
- 【お問い合わせ番号】0955-72-5697
- 【公式サイト】https://www.karatsu-kankou.jp/spots/detail/181/(唐津観光協会)http://karatsu-bunka.or.jp/shiro.html(公益財団法人 唐津市文化事業団)https://www.city.karatsu.lg.jp/kankou/kyoiku/leisure/shisetsu/kanko/karatsujo.html(唐津市 観光課)
宝当神社
佐賀県唐津市の沖合に浮かぶ高島にある「宝当神社(ほうとうじんじゃ)」は、宝くじ当選をはじめとする開運祈願で有名な神社です。
宝当神社の縁起が良い「寶當(ほうとう)」の文字にあやかった参拝者が増え、その中から宝くじの高額当選者が多数出ることで「宝くじが当たる神社」として有名になったそう。テレビや雑誌などでも紹介されており、現在は全国から年間20万人もの参拝者が訪れる人気の名所です。
宝当神社のある高島へのアクセスは、運航時刻が決まっている定期船または乗り合いの海上タクシーのいずれか、どちらも宝当桟橋から出港しています。島内には、お宝招き猫や宝くじを販売する「宝当乃館」などもあるので、本気で宝くじを当ててみたい人はぜひ!佐賀観光ついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
- 【住所】佐賀県唐津市高島523
- 【お問い合わせ番号】0955-74-3715
- 【公式サイト】https://houtoujinja.jp/
御船山楽園
佐賀県武雄市の「御船山楽園(みふねやまらくえん)」は、50万平方米の広大な敷地内に四季折々の花が咲き誇る、江戸後期より続く庭園。国指定記念物にも登録されています。
1845年(弘化2年)第28代佐賀藩武雄領主の「鍋島茂義(なべしましげよし)」が、50万平米(15坪、東京ドーム約10個分)のキャンパスに「旧荻の尾園」として造り出した池泉回遊式庭園です。造園にあたっては、室町時代~江戸時代まで幕府の御用絵師を務めた狩野派の絵師を京都から招いて、完成予想図を描かせたそう。
御船山楽園では、春は桜・つつじ・大藤・春もみじ、秋は九州最大の紅葉ライトアップなど、広大な敷地内にその季節ならではの数十万の木や花々の色に埋め尽くされます。推定樹齢170年の大藤や20万本のツツジなどが園内に広がる早春から初夏シーズンには毎年「花まつり」を開催。ここでは年間をとおしてそれぞれの四季の美しさを満喫できるとあって、観光スポットとして人気があります。
- 【住所】〒843-0022佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100
- 【お問い合わせ番号】0954-23-3131
- 【公式サイト】https://www.mifuneyamarakuen.jp/
吉野ヶ里歴史公園
「吉野ヶ里歴史公園(よしのがりれきしこうえん)」は、佐賀県内にある日本最大の遺跡群「吉野ヶ里遺跡」を中心に、弥生時代の暮らしを体感できる公園です。
脊振山地南麓から平野部へ伸びた帯状の段丘にある吉野ヶ里遺跡は、紀元前5世紀から紀元後3世紀までの弥生時代の遺跡の中でも、佐賀県神埼郡の旧神埼(かんざき)町・旧三田川(みたがわ)町・旧東脊振(ひがしせふり)村の3つの町村にまたがった国内最大の遺跡群です。吉野ヶ里歴史公園では「弥生人の声が聞こえる」をテーマに、日本の古代の歴史を解き明かす貴重な資料や情報を公開。弥生時代当時の98棟の建物の復元や発掘物も展示しています。
公園内では、火おこし・土笛づくり・勾玉づくりなどのものづくり体験や、銅鐸を鳴らしてみる・土器などに触れてみるといった体験プログラムも豊富。弥生時代を垣間見ることができる吉野ヶ里歴史公園、ぜひ佐賀観光の際に立ち寄ってみてくださいね。
- 【住所】〒842-0035佐賀県神埼郡吉野ヶ里町田手1843
- 【閉鎖期間】12月31日、1月の第3月曜日とその翌日
- 【お問い合わせ番号】0952-55-9333
- 【公式サイト】http://www.yoshinogari.jp/
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