九州最南端だけど広さは日本一!美しい「かのやばら園」はいかがですか

九州最南端だけど広さは日本一!美しい「かのやばら園」はいかがですか

記事作成日: 2015-08-31

かのやばら園屋外のバラ

鹿児島県の東側、大隅半島の中央部にある鹿屋市。車がないと少し行きにくい地域ですが、ここには「かのやばら園」という、日本一の面積を誇るバラ園があるのをご存知でしょうか?
鹿屋市の中心街から南西へ8kmほど、霧島ヶ丘公園内にあるバラ園で、NPO法人ローズリンクかのやによって運営されています。輝北町にある天文台「天球館」と並んで鹿屋市を代表する観光施設です。
バラやガーデニングが好きな私は、鹿屋市を訪れた際には是非行きたい!と、バラには少し時期外れの7月に機会を得て訪れました。

【8haの緑と花の回遊式庭園】

かのやばら園屋外のバラ

レストランや売店のある入口棟を抜けると、早速美しく整えられたガーデンが目の前に現れました。大隅半島の山がちな景色をバックにとても広々とした造りです。ガーデン全体の広さは8ha、4千種類5万株ものバラが植えられています。
バラは残念ながら見頃を過ぎ、2番花も終わりかけという状態でしたが、株数の多さは目を見張るものがあります。入口近くは香りが豊かな種類と、様々な色の株が植えてあるエリアで、野外の品種園といった趣です。周囲は青々とした芝を敷いたり、アジサイやアガパンサスといった夏の花々が植えられていて、バラの見頃でないこの時期でも気持ちよく散策できました。

かのやばら園イングリッシュローズガーデン

いちばん奥のイングリッシュローズガーデンに差し掛かると、さらに素晴らしい庭園が広がります。何より驚くのがその広さと開放感です。こんなバラ園にはお目にかかった事は無く、バラの時期でもないのに美しさにとても感動してしまいました。
花嫁の像を中心に円を描いて造られた花壇の間を散策できる回遊式で、イングリッシュローズの産みの親であるデヴィット・オースティン氏の会社から寄贈された、様々なバラを鑑賞できます。
背後にある山々の雄大な景色がとても合うようにも計算されている庭園は、初夏・秋のシーズンには自然と融合したとても美しい景色を楽しめるそうです。

かのやバラ園ローズヒップ

かのやばら園ステージ裏手の一角

この他にオールドローズを集めたガーデン、童話にちなんだバラを集めたフェアリーガーデン、各国のバラを集めたガーデン、王侯貴族の名が付いたバラを集めたロイヤルガーデンなど、テーマ毎に様々なガーデンが造られていて、種類も本当に多くて少し遅めに開化する品種を楽しむ事ができました。

かのやばら園ローズチャペル
またかのやばら園は「恋人の聖地プロジェクト」の聖地に認定されており、ローズチャペルやローズ絵馬といったロマンティックな施設も楽しめました。

【年2回のばら祭り】

バラが多く咲いていなくてもここまで綺麗ならば、満開の季節はどれほど素晴らしい事でしょうか。かのやばら園では初夏と秋のシーズンに合わせて「かのやばら祭り」が開催されます。「100万本のバラ」と銘打つ満開状態の写真を見ると、いつかこのお祭りに合わせて鹿屋に来たいと強く思います。
早朝・夜間開園、ガーデナーによるガーデニング講座、プロ写真家との撮影講座、スケッチ大会などなど催し物も様々行われます。また期間中は鹿児島中央駅と垂水埠頭からの直行シャトルバスが出て、アクセスも便利になります。帰りの時間を気にせず1日中バラに囲まれた時間を過ごせますね。

【季節外には温室が綺麗です】

かのやばら園切り花温室1

お祭り以外の季節でもたくさんのバラに触れられる一角があります。とても広い「切り花温室」では通年で235種類ものバラを育てており、1本150円~200円で切り花をして持ち帰る事ができるのです。
かのやばら園切り花温室2

色も咲き方も花の付き方も本当に様々な種類があり、お気に入りの1本を探し出す時間が楽しく、またこれを持ち帰る際には香りにウットリ。活けて楽しんだ後は花びらをポプリにしました。

【桃色の「薔薇カレー」あります】

かのやばら園薔薇カレー

2時間かけてタップリと園内を楽しんだ後は、レストランでランチに「薔薇カレー」を食べました。ターメリックライスの上にかかったルウがしっかりピンク色、何とも鮮やかなカレーでしたがしっかりスパイシーで美味しかったです。薔薇の花びら砂糖漬けが入ったアイスティー付きでした。
食後にはばらソフトにも手が伸びてしまいました。淡いピンク色が綺麗な、ほんのり良い香りのする美味しいソフトクリームでした。
隣にあるお土産屋では、鹿屋・鹿児島の名物以外にも、各メーカーのものやばら園オリジナルのローズグッズがたくさん販売されています。お土産だけでなく自分の思い出の品にも出会える充実ぶりでした。

【鹿屋市まで、ばら園までの交通は?】

鹿屋市には鉄道が走っていませんので、主なアクセスは自家用車か路線バスとなります。

自家用車の場合は、九州自動車道加治木JCTから隼人道路を経由し、2014年に延伸した東九州自動車道の鹿屋串良JCTから串良鹿屋道路に入り、笠之原ICで降りると鹿屋市街地に着きます。
もしくは鹿児島市内からは鹿児島港から桜島フェリーで桜島経由、もしくは鴨池港から垂水フェリーで大隅半島へ渡り、国道220号線を南下すると鹿屋市街地に入ります。

路線バスの場合は、飛行機でしたら鹿児島空港から鹿屋市街への特急バスを、新幹線の場合は鴨池港から垂水フェリーに乗り、垂水港から鹿屋市街行きの路線バスを利用します。
こうして書くと「ちょっと行きづらいな…」と感じるかも知れませんが、フェリーも路線バスも市民の大切な足ですので本数多くアクセス良くつくられています。
バラ好き、ガーデン好きの方は、是非バラ祭りのシーズンに訪れてみてください。
私も絶対、もう一度行きます!

〈施設情報〉
かのやばら園
住所 鹿児島県鹿屋市浜田町1250番地
電話 0994-40-2170
料金 大人620円、小中高生110円 園内無料開放日有り
時間 9:00~17:00 ばら祭り期間中は変更有り
休園 月曜日(祝日の場合は火曜日)・年末年始 ばら祭り期間中は無休
URL http://www.baranomachi.jp/

ayamocha

この記事を書いた人 ayamocha

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旅が好き&出張の多い仕事のため、国内あちこちに出没しています。たまに海外へも行きます。目下の目標は47都道府県全てを訪れることです(あと2県!)。最近は御朱印集めにもハマっています。各地の楽しい情報をみなさまにお届けしていきます。

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