屋久島を周遊観光バスで楽しもう!

屋久島を周遊観光バスで楽しもう!

記事作成日: 2015-09-25

屋久島旅行

屋久島といえばなんといっても縄文杉や、映画「もののけ姫」に出てくる森のモデルとなった白谷雲水峡などが有名ですが、それ以外にも見ておきたい所はたくさんあります。

今回ご紹介するのは、そうした名所を手軽にぐるりと巡れるバスツアーです。

一日かけて楽しむコースの他に、午前だけ、午後だけというコースもありますから、帰りの日の出発までの時間や、到着した日の午後などにもオススメです。

やくざる号Aコース(一日たっぷり満喫コース)

朝の8時から夕方の18時すぎまで、たっぷり一日かけて屋久島の名所を巡れるコースです。

「せっかく屋久島に来たのだから、名所は一通り見てみたい!」という方には、このコースがぴったりです。

このコースでは、まず「屋久杉自然館」を訪れ、館内見学を行った後、自然休養林である「ヤクスギランド」へと向かいます。ここでは多くの屋久杉を見ながら散策を行えます。次に向かう「紀元杉」は、推定樹齢三千年ともいわれる大木です。

屋久島旅行

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この後で昼食を挟み、午後最初に向かう名所は「千尋の滝」となります。

多くの滝がある屋久島の中でもひときわ目立つこの滝をしばし堪能し、続いて向かうのは大きなガジュマルの立ち並ぶ、中間集落の「中間ガジュマル」です。

その後、15時頃には「大川の滝」に到着。同じ滝でも、千尋の滝とはまた違った光景が楽しめます。

そして夕方の「西部林道」を散策した後の「いなか浜」が最後に訪れる名所となります。

屋久島旅行

このように、このコースは駆け足でなければ紹介しきれないほど盛りだくさんの内容となっています。

やくざる号Bコース(午前半日コース)

一日コースの前半、午前と同じコースを巡るのが、こちらの午前半日コースです。

時間は8時から12時まで、安房港がゴールとなりますから、安房港から午後にお帰りになる方にはぴったりのコースとなっています。

大まかな流れはすでに述べたとおりですから、ここではそれぞれの名所について、詳しくご説明します。

まず、「屋久杉自然館」では屋久杉についてのさまざまな情報を知ることができます。特に、全長約2mの大型チェーンソーを実際に持ち上げることができる展示は人気があります。

「ヤクスギランド」では、母子杉のような巨木から、地面から持ち上がった根の下をくぐれるくぐり杉など、さまざまな屋久杉を目にすることができます。

このように、屋久杉を見るためには基本的に車から降りて散策する必要があるのですが、次に向かう「紀元杉」は、車の中から見られる唯一の屋久杉として有名です。

三千年の時を感じさせてくれるその巨体は、あなたに大きな感動を与えてくれるでしょう。

やくざる号Cコース(午後半日コース)

こちらの午後半日コースでは、一日コースの後半、午後と同じコースを巡ることになります。

13時すぎに安房港を出発し、18時すぎに安房地区に戻ってきますから、「お昼頃に安房港に到着するが、本格的な観光は翌日からの予定だから間が空いてしまう」と考えられている方は、ぜひこの午後半日コースをご検討ください。

さて、このコースで最初に訪れることになるのは「千尋の滝」です。「尋(ひろ)」とは長さの単位で、人が両手を広げた長さにあたります。滝に面する巨大な岩の大きさが、この「一尋」の千人分を思わせることからこの名で呼ばれるようになりました。

一方、「大川の滝」はすぐ近くまで行けるのが魅力です。滝の豪快さを肌で感じることができます。

ガジュマルがアーチを作る「中間ガジュマル」は、NHKのドラマにも登場しましたから、目にしたことのある方も多いでしょう。

「西部林道」の散策中には、バスの名前にもなっているヤクザルや、ヤクシカなどと出会えるかもしれません。

最後に向かう「いなか浜」はウミガメの産卵地としても知られる美しい砂浜で、夕日の沈む光景はとても印象的です。

 

いかがですか?

レンタカーを借りて自由きままに屋久島巡りもいいですが、バスでのんびり屋久島観光もオススメです。

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hisashi

この記事を書いた人 ヒサシ

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トリッパー編集長。運営・企画・執筆を担当しています。みなさんの旅行に役立つ情報を日々発信していきます!

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