太宰府の縁結びの神様のご利益はすごい!恋人たちの穴場スポットへGO!

太宰府の縁結びの神様のご利益はすごい!恋人たちの穴場スポットへGO!

記事更新日: 2015-11-13

太宰府の縁結びの神様のご利益はすごい!恋人たちの穴場スポットへGO!

太宰府は学問の神様だけでないのです。この地には縁結びの神様のご利益に授かりたい人におすすめの神社があるのをご存知ですか?良縁のない人も二人の絆を深めたい人たちもおすすめの、恋人たちのパワースポットに行ってきました!

福岡市の繁華街・天神から電車に乗ってわずか20分

太宰府の縁結びの神様のご利益はすごい!恋人たちの穴場スポットへGO!

全国で親しまれている「天神さま」の総本宮がある福岡県太宰府市。ただし、今回の旅行の目的は同じ神様でも恋人たちに人気の縁結びの神様に参拝することです。太宰府へのアクセスはびっくりするくらい簡単です。福岡市の繁華街でもあり中心地でもある天神から西鉄電車でたったの20分!しかも駅を降りてから参道までは歩いて5分という近さ。また特別車両の「旅人(たびと)」は、車両に記念スタンプや観光マップが設置されていて観光客に大人気。この列車の由来は、万葉集の歌人として知られる大伴旅人(おおとものたびと)が大宰府(※歴史的表記は「大宰府」となります)に赴任して数多くの歌を残していることから、太宰府天満宮の宮司さんによって命名されたものだそうです。同時に、文字どおり「たびびと」の意味もかけ合わせています。この列車に乗れば、気分はもう天神様です!

知る人ぞ知るご利益絶大の縁結びの神様「竃門(かまど)神社」!

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学問の神様で知られる太宰府天満宮は全国的に有名な神社ですが、その北東に位置する宝満山(ほうまんざん)と宝満宮竈門神社は意外に知られていないのです。西鉄太宰府駅から太宰府天満宮を経由して竈門神社まで歩くこと約30分。坂道を登るので、思ったより時間がかかります。竈門神社へは太宰府市のコミュニティーバスも運行していますが、ハイキングがてら歩くのを健康のためにもおすすめします。この神社は古くから 神の宿る山として崇められ、平安時代には唐に留学する最澄が渡航の安全を祈った場所としても知られています。宝満山(竈門山)山頂と麓には神社が祀られており、四季折々に美しく、年中登山者が多いことでも知られています。

縁結びの由来を聞いて納得、パワースポットは神聖な場所なのです!

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神社は宝満山の山頂に上宮が鎮座しており、宝満宮とも呼ばれています。創建以来1350年という長い歴史があり、古来より「縁結び」「方除け」として信仰されてきました。主祭神の玉依姫命は魂(玉)と魂を引き寄せる(依)、引き合わせるということから、男女の縁をはじめ、友人、家族、仕事など幅広いご縁も含め、縁結びの神様として知られています。未婚女性はもちろん、カップルにも人気の神社です。 上宮まではとても行けないので、ほとんどの参拝客は下宮で祈願します。今回も下宮での祈願してみることに!2年前に神社も改築され、参拝客も増えているとのことで、ますますご利益が期待できそうです。 良縁祈願は、縁結びのこよりを社務所で購入し、願いごとを書いて木に結び、神様にお願いすれば良縁を授かると言われています。新しい社務所のそばに「えんむすび 幸福の木」がありました。このご神木に、先ほどのこよりを結び、神様に誠心誠意込めてお願いしました!

天満宮の参道は歩くだけで楽しいスポット!

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西鉄太宰府線の「太宰府駅」から天満宮までは長い参道が続いていて、参道脇には土産屋さんやお食事処、有名な「梅ヶ枝餅」などたくさんのお店が立ち並び、ついつい立ち寄りたくなる楽しさです。最近は中国からの買い物客も増えて、爆買いも目立つようになってきました。参道に並ぶほとんどの建物は約150年前の建物だそうで、その中には「松屋」のように、西郷隆盛や月照上人などの歴史上の人物が宿泊した場所もあります。江戸後期に旅篭だった「大和屋」は今では昔の趣を残す喫茶店「風見鶏」になっています。

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参道には道真公ゆかりの梅ヶ枝餅を焼く店がズラリ!

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参道には香ばしい焼き餅の香りが漂っています。参道の両脇に並ぶ茶店や土産店では太宰府名物の「梅ヶ枝餅」を常時焼いており、その様子を横目に見ながら歩くことになるのです。

この餅の由来は諸説ありますが、一説には、榎寺に隠居して悄然と暮らしていた道真公を慰めようと、安楽寺門前で餅を売っていた老婆(後の浄妙尼)が餅を差し上げたところ公の好物となり、公の死後に老婆がその餅に梅の枝を添えて墓前に捧げたという説話が残されています。

今でも手焼きしている店が大半で、予め丸められた餡は一つ一つ餅粉でくるまれ、4個焼きの鉄板の型に入れられて、表裏を返しながら焼き上げられていきます。かつて幕末の志士が泊まった「松屋」の奧には、喫茶「維新の庵」があって、美しい庭を眺めながら梅ヶ枝餅とお茶をいただくこともできます。紅葉の時期は特におすすめだと店の方からうかがいました。

太宰府というと天満宮ばかりが取り上げられますが、周辺には歴史的由来がある場所も多く季節ごとに違った表情で魅せてくれます。洒落たカフェや和食料理の店なども点在しており、その魅力は増す一方。太宰府の奥深さを知るために、また別の季節に訪れたいと思いました。

公式サイト

太宰府天満宮 http://www.dazaifutenmangu.or.jp/

宝満竃門神社 http://kamadojinja.or.jp/

太宰府観光列車「旅人」 http://www.nishitetsu.jp/train/tabito/

トリッパー編集部

この記事を書いた人 トリッパー編集部

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トリッパーを運営する株式会社トラベルマルシェのスタッフです。国内の北海道から沖縄までの旅行情報を発信し、皆様に楽しくなる旅行情報をお届けします。

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