海の駅ぷらっとみなと市場&マルトマ食堂でホッキ三昧

海の駅ぷらっとみなと市場&マルトマ食堂でホッキ三昧

記事更新日: 2016-04-22

海の駅ぷらっとみなと市場&マルトマ食堂でホッキ三昧

北海道は新鮮な海産物が魅力のひとつ。その中で貝類といえばホタテ、ツブ、そしてホッキ(北寄貝)が挙げられます。そのホッキ水揚げ量が日本一の苫小牧市に、ホッキを存分に楽しめる「海の駅ぷらっとみなと市場」と道産子に超人気の「マルトマ食堂」があるということで、その魅力を体験してみました!

2002年に苫小牧市の貝に制定

皆さん、まず苫小牧市をご存知ですか? 野球好きならマーくんこと田中将大の駒大苫小牧高。そしてアイスホッケーの街で知られ、日本代表のほとんどが苫小牧市と釧路市出身の選手です。そんな苫小牧市、実はホッキの街として売り出しています。昨年度まで14年連続水揚げ量日本一を誇り、2002年に市の貝として制定されているのです。

海の駅ぷらっとみなと市場&マルトマ食堂でホッキ三昧

道外の方にはホタテなどに比べ馴染みがないのでは? こちらがホッキの殻です。苫小牧のホッキは貝殻の色が黒っぽく、実が大きく分厚いですね。5、6月の産卵期以外は年中穫れます。道産子は大体お刺身や炊き込みご飯にして食べる方が多いです。食感は柔らかくてミルキー。噛むほどに旨みが広がる感じです。

ボリューム満点!マルトマ食堂のホッキカレー

そんなホッキを存分に味わえ、楽しめるのが「海の駅ぷらっとみなと市場」と隣接している苫小牧漁協の事務所内にある、知る人ぞ知る「マルトマ食堂」なのです!マルトマ食堂は漁協の食堂なので朝5時に開店し午後2時には閉店します。昼は混んで入れないというので、朝7時の高速バスに乗り苫小牧入り。9時前には苫小牧漁港前のマルトマ食堂に到着しました。

海の駅ぷらっとみなと市場&マルトマ食堂でホッキ三昧

店のマスターが23歳の時に開業し、今年で47年目という歴史を誇ります。土曜ということもあってか、早い時間なのに店内は漁協職員や観光客、市民でビッシリ! そして壁にも天井にも有名人のサインだらけ。一瞬、圧倒される賑やかな空間です。

海の駅ぷらっとみなと市場&マルトマ食堂でホッキ三昧

そしてメニューを見ると、ホッキピザ、ホッキ飯、ホッキチャーハン、ホッキ豆腐…ホッキ三昧です。これだけホッキ押しの食堂はまずないでしょう。

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ここの一押しメニューは「ホッキカレー」(1000円)と海鮮ものなら「マルトマ丼」(1300円)なのです。ということで私はホッキカレーを注文します。

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その日水揚げされたホッキがおそらく3個分は入っているでしょう。カレー自体の量もすごいです。味はじっくり甘辛く煮こまれたカレーにホッキのエキスが溶け込み、贅沢なシーフードカレーとなっています。

海の駅ぷらっとみなと市場&マルトマ食堂でホッキ三昧

そして、ホッキが過熱されているのに生っぽさが残りコリコリとした食感はそのまま味わえることが驚きです! これは、ホッキは加熱するとすぐ硬くなるので、完成直前に入れるのだと聞きました。まさに、ボリューム満点の極上B級グルメでしょう。ホッキカレーはレトルト化されてネット販売も行っていますよ。一度食べる価値はありますよ。

海の駅ぷらっとみなと市場&マルトマ食堂でホッキ三昧

朝からかなりお腹いっぱいになったので、少し落ち着くことに。目の前が漁港で景色が良いので、スマホやカメラで撮影しても良いでしょう。冬は非常に空気が澄んでいて晴れると海も青空も綺麗です。

新鮮なホッキや魚介類や青果、総菜を安価に提供

お腹を落ち着かせてから道路を挟んだ向かいにある「海の駅ぷらっとみなと市場」へ。北海道や苫小牧の新鮮な魚介や野菜が格安で購入できます。鮮魚店5店、青果店4店ほかに花屋や食品惣菜店などが2棟に分かれて入り、食堂も9店舗と充実しています。

海の駅ぷらっとみなと市場&マルトマ食堂でホッキ三昧

もちろん、ホッキ押しは半端ではありませんし、ホッキ自体も格安で売られています。苫小牧のホッキはブランド化されていますので、他地域よりもやや割高ですが、ここは安いと感じます。

海の駅ぷらっとみなと市場&マルトマ食堂でホッキ三昧

値段は全般的にかなり良心的です。やはり他地区より明らかにサイズが大きいです。北海道では資源保護のため7.5㎝以下の大きさのホッキは獲ることができないのですが、苫小牧は9㎝を超えるまで成長を待ちます。私も2枚買ってお刺身にして食べたのですが、肉厚かつミルキーで美味しかったですよ。もちろん、買ったその場で刺身にして食べることもできます。そのほかお惣菜にもホッキメニューがあり、ホッキシュウマイ、コロッケ、餃子や串カツなんてのもありました。番外編ですが、こんなサインがありました。

海の駅ぷらっとみなと市場&マルトマ食堂でホッキ三昧

あのマーくんが高校生の時のサインです。今となってはかなり貴重ですね。食堂街に入るとまさにホッキ三昧です。

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ホッキラーメンやホッキキーマカレー、炙りホッキなど、どの食堂もホッキメニューが山ほどあります。とりあえず最初はオーソドックスで良いと思い「とりあえず逢海(あうかい)」のホッキ丼(1200円)を頼みました。

海の駅ぷらっとみなと市場&マルトマ食堂でホッキ三昧

新鮮なプリップリのホッキがたっぷり酢飯の上に乗せられています。これにワサビを乗せ醤油をかけて食します。丼ものなのですがホッキの旨さに、日本酒やビールが欲しくなっちゃいますね。

不思議でシュールな「ほっき貝資料館」

最後に、市場に隣接する「ほっき貝資料館」を紹介しておきます。確かに資料館なのですが、シュールで不思議な雰囲気が漂うので、好き嫌いはハッキリ分かれると思いますが、味わい深い空間です。

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中に入ると、ホッキの殻に願いごとが書かれ、絵馬のように大量に飾られています。まずこれにビックリ。何かホッキの神様の御利益があるのでしょうか…。資料室に入るとさらに不思議な空間になります。

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近くの老人ホームの方が作った不思議な人形があったり、ホッキ川柳の短冊が飾られていたり、写真のようなホッキ貝合わせがあったり、ホッキの説明やパネルはあるのですが、館長がボランティアで造った手作り感満載のアイテムに目がいってしまうのです。

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これはホッキ大王だそうです。真実の壁をもじったようで、ホッキを食べていない人が口に手を入れたら抜けなくなるとか。まあ、とにかく不思議な空間です。もっと苫小牧を知ってもらいたいという館長の強い思いで、2007年から同所で開いているそうです。「苫小牧は観光が弱い。ホッキを通して来てもらい、変な場所があったなと印象に残ってもらえたら」と話してくれた館長も、個性的で十分記憶に残ります。珍百景好きな人は立ち寄ってみては。ホッキをまるごと堪能できる貴重なスポットで、これだけのホッキ押しは北海道でも珍しいでしょう。苫小牧市は場所的に通り過ぎてしまいがちな街になっていますが、登別温泉や洞爺湖温泉に向かう途中、もしくはフェリーで苫小牧に到着した方、また、日高地方へ馬産地見学などに行かれる方はぜひ、今回紹介した市場や食堂に足を運んでみてください。新千歳空港からも近いですから、立ち寄って損はしないはずです。

スポット情報

 

マルトマ食堂

住所:北海道苫小牧市汐見町1丁目1-13

TEL:0144-36-2023

営業時間:5:00~14:00

定休日:日・祝日

 

海の駅ぷらっとみなと市場

住所:北海道苫小牧市港町2-2-5

TEL:0144-33-3462

営業時間:7:00~16:00(食事処は1~3月の間9:00~16:00の営業となります。)

定休日:水曜日(一部営業)

URL:http://uminoeki.info/

※「ほっき貝資料館」の所在地、問い合わせ先は「海の駅ぷらっとみなと市場」と同様です。

トリッパー編集部

この記事を書いた人 トリッパー編集部

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トリッパーを運営する株式会社トラベルマルシェのスタッフです。国内の北海道から沖縄までの旅行情報を発信し、皆様に楽しくなる旅行情報をお届けします。

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