大阪にある日本最大級の古墳・応神天皇陵!ご近所グルメもお楽しみ

大阪にある日本最大級の古墳・応神天皇陵!ご近所グルメもお楽しみ

記事更新日: 2016-03-30

大阪にある日本最大級の古墳・応神天皇陵!ご近所グルメもお楽しみ

世界遺産登録を目指す百舌鳥・古市古墳群

大阪府南東部に位置する南河内は古墳の宝庫です。この地域に来て、ちょっと小高い丘があったら、それはおそらく古墳と思って間違いないでしょう。南河内の人にとって、古墳は当たり前にある風景なのです。

特に大きな古墳が集中しているのは、堺市の百舌鳥(もず)古墳群と、羽曳野市・藤井寺市にまたがる古市(ふるいち)古墳群です。4世紀末から6世紀ごろの古墳時代に、この地に多くの天皇陵が造られました。現在、百舌鳥・古市古墳群は世界遺産登録を目指しています。

百舌鳥古墳群で有名なのは、世界最大級の陵墓と言われる仁徳天皇陵(大仙陵古墳)です。そして、古市古墳群で一番大きな古墳は羽曳野市にある応神(おうじん)天皇陵です。その名のとおり、応神天皇の陵墓とされていますが、確証はないため正しくは誉田御廟山(こんだごびょうやま)古墳という名称になっています。

応神天皇陵は前方後円墳であり、仁徳天皇陵に次ぐ日本で二番目の大きさの古墳ですが、盛土の量は仁徳天皇陵を上回り、体積では日本最大の古墳と言われています。

日本最大の体積を誇る応神天皇陵↓

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実は初代天皇?

応神天皇は第15代天皇とされています。初代天皇は神武天皇ですが、即位したのは紀元前660年となっており、まだ縄文時代だったその頃の日本に統一王朝があったとは考えにくいので、神武天皇は実在の人物ではないというのが定説です。

では、初代天皇は誰なのか?これには諸説ありますが、実在が確認されている最初の天皇は応神天皇だという説があります。もし応神天皇が初代天皇だとすると、古墳がこれだけ大きい理由も頷けます。

現在では、第10代天皇ぐらいから実在したのではないかという説が有力ですが、いずれにしても応神天皇が実在の人物だったことは間違いないでしょう。なお、仁徳天皇は第16代天皇で、応神天皇はその父親に当たります。

 

元力士が経営するステーキ・ハウス

http://japanflight.tripstar.co.jp/column/wp-content/uploads/2016/03/DSCF0118-650x487.jpg大阪にある日本最大級の古墳・応神天皇陵!ご近所グルメもお楽しみ

古代ロマンの次は、グルメの紹介をしましょう。応神天皇陵の畔、南西部に「ビッグジョー」というステーキ・ハウスがあります。このレストランを経営しているのは九重部屋の力士だった元前頭・若の富士です。

若の富士は大相撲を廃業した後、アメリカへ渡りシェフとしての修業を積みました。元相撲取りの体格はアメリカ人から見ても大きく、その時に付いたニックネームがビッグジョーなのだそうです。

1986年、この地に念願のステーキ・ハウスをオープンしました。現在では、地元で大人気のレストランとなっています。また、同じ敷地内では元力士らしく、ちゃんこ鍋の店「味喰笑(びっぐじょう)」も経営しており、こちらも大人気です。

ちなみに筆者がビッグジョーの方に行った時、注文したのが日替わりランチで、この時はハンバーグでしたが、ステーキの時もあるようです。最高の味を引き出すため、炭火焼にしているそうです。この味とボリュームで990円は非常に安く感じました。

もちろん、本格的なステーキのメニューもあります。ちゃんこ鍋も食べたことがありますが、さすがに元力士の店だけあって本格的でした。応神天皇陵を訪れた際には、是非ともビッグジョーや味喰笑で食事することをお勧めします。

ある日の日替わりランチ、990円也(食前のスープに食後のコーヒー付き)↓

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毎年3月には大阪で春場所が行われますが、ビッグジョーの敷地内には八角部屋の春場所用宿舎があります。日本相撲協会理事長でもある八角親方は元横綱・北勝海で、若の富士はその兄弟子です。

春場所の季節になると、ビッグジョーの周りには力士が多く見られます。ちょんまげで浴衣を着たお相撲さんが自転車を乗り回している姿を見ると、ちょっと笑えますね。

3月になると八角部屋の幟が立つビッグジョー↓

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応神天皇陵へのアクセス

応神天皇陵へは、近鉄南大阪線の大阪阿部野橋駅から準急もしくは急行に乗って約20分、古市駅で下車し徒歩約20分で着きます。駅からはやや遠いですが、そもそも古墳を一周するにもかなり時間がかかりますし、散歩がてらにノンビリ歩きましょう。

そしてお腹が空いたら、ビッグジョーや味喰笑でボリューム満点の食事をすると、満足感も得られるはずです。

 

安威川敏樹

この記事を書いた人 安威川敏樹

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大阪府在住。作業関連機器の設計から、スポーツを中心としたライター・コラムニストに転身。野球雑誌等に寄稿の他、電子本に野球小説を執筆。野球の独立リーグでの公式記録員の経験あり。野球以外では、ラグビー雑誌にも寄稿。モットーは「文字をオモチャにして遊ぶ」。

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