この記事を書いた人 トリッパー編集部
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開運、美肌、美しい景色、ご縁がいっぱいの島根を旅しよう
記事作成日: 2016-03-30
島根県といえば出雲大社で有名ですが、その他にも開運スポットや温泉など、魅力的な場所がたくさんあります。今回は、島根に行ったらぜひ訪れたい観光スポットをご紹介します。
目次
まずは近年「平成の大遷宮」が行われた出雲大社
「縁結びの神様」として知られる出雲大社の「縁結び」とは、単に男女の仲を結ぶだけではなく、人が幸福な人生を送るために必要なすべての物事を「つなぎ、結ぶこと」を意味していると言われています。
【参拝のポイント】
・下り参道…本殿・拝殿に向う参道は、神社仏閣の参道では珍しい下り坂。
・祓社(はらえのやしろ)…下り参道の中ほどにある祓社。心身の汚れを祓い清めていただくお社。
・うさぎの石像…「因幡の白兎」がモチーフとなった大国主大神とうさぎの青銅の御像のほか、境内の至る所でうさぎの石像に出会える。
・素鵞(そが)の社…大国主大神の父神、素戔嗚尊(すさのおのみこと)が祀られている。
・2 礼 4 拍手 1 礼…一般の神社では手を 2 回打つ 2 拍手だが、出雲大社では 4 拍手が正しい作法。
【出雲大社(楼門と御本殿)】通常では近づけない楼門や御本殿などを参拝できるツアーもあるそうです。
玉造温泉で美肌・開運スポットをのんびり散策しよう
【玉造温泉】
出雲大社を参拝した後は、日本最古の美肌温泉と伝えられる玉造温泉へ足を伸ばしてみましょう。西暦 733 年編さんの『出雲国風土記』には、「一度入浴すればお肌が若返るようになり、二度浴すればどんな病も治癒してしまう」との記述が残されています。その美肌作用などの評判は、都にも伝わり、枕草子にも玉造温泉が記されました。
古代から人々を癒してきた「神の湯」は、今もこんこんとわき続けています。美肌スポットや開運スポットがたくさんありますので、のんびり散策してみてください。
・姫神広場…フリーペーパーや地図看板があり、足湯に入りながら散策の計画を立てられる。
・湯薬師広場…勾玉(まがたま)の下から湧き出る温泉水を汲むことができ、美肌温泉ボトルを販売している。
・清厳寺(せいがんじ)…美肌祈願で評判のお寺。自分の肌の気になる場所と同じところにおしろいを塗って祈願するユニークな参拝方法が人気。
・玉作湯神社…昔から不思議な力を宿し、人々の信仰を集めている「願い石」がある。
・玉造温泉の恋叶い橋…玉作湯神社の境内に続く赤い橋。写真の中に神社の鳥居が写り込むと願いが叶うと言われている。
松江城で堀川遊覧船に乗ろう
【松江城天守】
玉造温泉の周辺には、平成 27 年 7 月に国宝に指定された松江城があります。全国で現存する 12 天守の 1 つで、最上階からは宍道湖と松江市街が一望できます。松江城を囲む堀を小舟でめぐる「堀川遊覧船」もおすすめです。
【堀川遊覧船】
「日本の夕陽百選」にも選ばれた宍道湖の夕日にうっとり
【宍道湖の夕日】
「水の都」の象徴ともいえる宍道湖から眺める夕日は素晴らしく、「日本の夕陽百選」にも選ばれ「日本一の夕日」とも言われています。「岸公園」や「島根県立美術館」、撮影スポットと駐車場が整備されている「とるぱ」など、宍道湖の夕日が安全に撮影できるよう整備されたスポットもあります。
出雲グルメを味わおう
【ぜんざい】
島根でおすすめのグルメは「ぜんざい」と「出雲そば」。「ぜんざい」は出雲が発祥の地と言われており、出雲地方の神在祭で振る舞われた「神在餅(じんざいもち)」がなまって「ぜんざい」となったと伝えられています。「出雲そば」は、そばの実を殻ごと挽いているため、そばの色は黒っぽく、香りが強いという特徴があります。
終わりに
島根をたっぷり堪能できるスポットをご紹介しました。開運スポットや美肌温泉などでのんびり過ごせば、きっと心身共にリフレッシュできるのではないでしょうか。ぜひ島根県を訪れてみてくださいね。
取材協力
(公社)島根県観光連盟
しまね観光ナビゲーション