この記事を書いた人 トリッパー編集部
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島巡りでエネルギーチャージ完了 ! 癒されスポット満載な種子島
記事作成日: 2016-05-09
都会で疲れている皆さん必見です ! 今回「自分を見つめ直すかもしれないスポット」、種子島の癒しの旅をご紹介します。
社会や歴史、理科の教科書で聞いたことがある種子島。けれども、サーフィンや海釣りなどの趣味がある方以外、南国リゾートとしてはあまり知られていないかもしれません。そういった意味でも実はとても穴場なのです。
鹿児島空港から飛行機で 30 分、高速船なら鹿児島港から 1 時間 30 分、フェリーで 3時間30 分程で種子島に到着します。島での移動はレンタカーが主流でおすすめです。各地を自由に見て回れて、ゆったり走れるのでとても便利です。
のんびりお散歩だけでも感動 ! ウミガメの産卵に遭遇も
この島はとても穏やかでのんびりした雰囲気を感じさせてくれます。晴れた日は、白い砂浜にコバルトブルーの海がとても映えて見えるので、日本とは思えない光景が至る所に存在します。ビーチにはほとんど人がいないので、美しいビーチを独り占めなんてことも夢ではありません。
海を眺めながら海岸線を歩くだけでも穏やかな気持ちになれます。特に中種子町の西部にある長浜海岸の海岸線は、全長12kmもある種子島最大の砂丘地帯。
水平線に沈む夕日がとても素晴らしく、時期によっては、幸運にもウミガメの産卵やロケット発射などの光景に出会えるかもしれません。また、ビーチでの日の出浴や朝ヨガは誰にも邪魔されず、たっぷりエネルギーチャージできること間違いなしです。
散策しながら秘境やパワースポットを見つけよう !
(老朽化のため、この鳥居は撤去されてしまいました。)
この島には至る所に秘境やエネルギーを感じさせてくれるスポットがあります。海岸には自然が作り出したパワーあふれる造形物がたくさんあります。「種子島宇宙センター」のある南種子町に、荒波の浸食によって作られた千座の岩屋(ちくらのいわや)という海蝕洞窟(かいしょくどうくつ)があります。その名の通り洞窟の中は千人が座れる程広く、自然の神秘性を体感させてくれます。
干潮時に現れるその洞窟に足を運び振り返るとそこには、入り口の巨岩をフレームに美しい「青い空と海のオリジナル絵画」が広がります。海岸沿いにはガイドに載せきれていないたくさんの神秘的な奇岩や岩窟などを発見できることでしょう。
奥神社には拝殿の裏にひっそりとたたずむ御神木のアコウの木があります。本土では珍しいサンゴ砂に囲われたこのアコウの木は、大きな根が地上にタコ足のように大きく伸びていて力強く、福を呼ぶ樹木としてこの地に多く植えられています。この神社のアコウの木は、特に縁結びや安産の神様としても信仰されているので、そっと抱きついてパワーを感じてみてください。
そして、坂井神社には樹齢600年を超える日本一と言われる生命力あふれる大ソテツがあります。すでにお気づきかもしれませんが、ここは巨岩、巨木ファンにはたまらない島でもあるのです。
その他、木々に囲われた小川やマングローブ、起伏の少ない種子島で唯一の男淵・女淵の滝など緑のすがすがしい気分を味わうスポットもあります。
寿命が延びるスーパーフード
最後に少し珍しい島グルメを紹介します。
この島では長命草という南の島の海岸沿いに自生する植物が食べられます。豊富な栄養素の働きで、一株食べると一日長生きすると言われるスーパーフードです。主に天ぷらやお吸い物にして食べますが、今回の取材に協力してくださった種子島の「民宿友悠」さんでいただけるかもしれません。こちらはランチのピザも絶品です。
日常の雑踏から少し離れてリラックスするなら、ぜひ種子島に行ってみてください。種子島ならではの洞窟の秘境、パワースポット、グルメがあなたをきっと癒すことでしょう。