海に入らないで青森の海を楽しむ!「浅虫水族館」で海底トンネルと多彩なショー

海に入らないで青森の海を楽しむ!「浅虫水族館」で海底トンネルと多彩なショー

記事更新日: 2016-03-03

海に入らないで青森の海を楽しむ!「浅虫水族館」で海底トンネルと多彩なショー

青森県青森市の「浅虫水族館」は、2015年12月に老朽化していた海底トンネルをリニューアルオープンしました。海底トンネルは、地元の豊かな海の様子を楽しむとのコンセプトで表現されています。館内は種類が豊富な生き物の他に様々なミニショーがあり、そして目玉のイルカショーではイルカたちの芸達者振りを見ることができます。

 

陸奥湾のすぐ側

海に入らないで青森の海を楽しむ!「浅虫水族館」で海底トンネルと多彩なショー

こちらが水族館の入口です。建物の反対側にはむつ湾を望む広々とした場所に浅虫水族館はあります。

 

海底トンネルで陸奥湾を体験

海に入らないで青森の海を楽しむ!「浅虫水族館」で海底トンネルと多彩なショー

水族館に入ってすぐに体験できるのが海底トンネルです。全長15メートルあり、魚や貝の様子を楽しむことができます。地元青森の「むつ湾の海」が表現されていて、メバル、サバ、アジ、ホタテ、ホヤ、カレイなどその種類は約25あり、魚や貝の数も2700となっています。水槽の中に上から吊るされた網があります。これはできるだけ、本物の陸奥湾に近い姿として養殖を表現しているのです。

 

様々な魚たち

海に入らないで青森の海を楽しむ!「浅虫水族館」で海底トンネルと多彩なショー

日本の魚たちだけではなく、世界の生き物を見ることができます。色とりどりで、見ていて飽きることはありません。

 

海獣館も外せない

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海獣館というコーナーでは、ペンギンやアザラシの他に、特に面白いのがアシカです。ここではお食事タイムとして餌を食べる様子を見ることができますが、実はミニショーが行われるのです。

バスケットボールを鼻先で自在に操ったと思えば、今度はサッカーボールと一回り小さなサイズに。ボールをサッカー選手のようにリフティングするのはすごい技です。ショーでは、なぜそのようなことができるのか詳しく説明してくれるので、ちょっとした勉強にもなります。

 

芸達者なイルカたち

館内を進むとイルカ館に行くことができます。ここでもお食事タイムがあり、様々なショーを見ることができます。

海に入らないで青森の海を楽しむ!「浅虫水族館」で海底トンネルと多彩なショー

泳ぐ速度を変える、お腹を見せる、舌を出して泳ぐ、合図で鼻からボコンと空気を出す様子など、いったいどうやってそれらを教えるのでしょうか。豪快なジャンプがあるイルカショーとは違い、愛嬌あるイルカたちの姿は見ていてとてもかわいらしく、イルカたちの頭の良さも感じることができます。

海に入らないで青森の海を楽しむ!「浅虫水族館」で海底トンネルと多彩なショー

こちらは水槽を真横から見学することもできますので、イルカの顔を間近で見てみてはいかがでしょうか。

 

イルカショーで歌を聞こう

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イルカショーは屋内で行われるので、1年中見ることができます。ショーの中でユニークなものが、イルカたちの歌です。四頭のイルカたちが歌を披露しますが、それぞれ声質が違います。高い音から低い音まで、個別に聞き比べてみればこれだけ違うのだと驚きを感じるはずです。この時は「幸せなら手を叩こう」をもじって「幸せなら鼻鳴らそう」を大合唱していました。

その後はイルカの連続ジャンプが繰り広げられます。合図毎にジャンプをするのではなく、会場に流れる音楽に合わせて展開する数々のジャンプはとても迫力があり、同時にどうやって演技の指示を出しているのか不思議に感じることでしょう。

 

売店も面白い

海に入らないで青森の海を楽しむ!「浅虫水族館」で海底トンネルと多彩なショー

館外に出る手前に売店があります。キーホルダーやぬいぐるみ、タオルやTシャツ、文房具、お菓子などが売られており、多くの人が足を止め、買い物をします。また、売店近くには円柱の水槽があり、そこは休憩場所となっています。ここでソフトクリームやコーヒー等を楽しめます。館内にはレストランもありますので、ゆっくりすることもできます。さらには受け付けで手続きをすれば、館外に出てから再入館することもできます。

 

最後に

海に入らないで青森の海を楽しむ!「浅虫水族館」で海底トンネルと多彩なショー

東北最大規模を誇るのが青森市の浅虫水族館の海底トンネルで、砂に隠れている生き物を見つけてみましょう。海獣館のミニショーはもちろんのこと、イルカショーも見なければもったいないのです。また、子供たちに大人気の体験コーナーでは、ウニ、ヒトデ、貝、小魚に直接触ることができます。子供に限らず大人も楽しめるのは、間違いありません。

青森県営 浅虫水族館
http://www.asamushi-aqua.com/

大里康正

この記事を書いた人 大里康正

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47都道府県の全てで旅をし、さらに旅は継続中。 もちろん、カメラは手放しません。各地域での感動、美しさ、美味しさ、様々なことをお伝えしていきます。

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