大分を観光するならぜひ訪れてほしい！おすすめの観光名所BEST5

九州地方北東部にある大分県は、日本一の源泉数・湧出量を誇る「おんせん県」として知られています。

別府地獄めぐりでも有名な別府温泉、朝霧の名所で落ち着いた雰囲気の由布院温泉など、数多くの温泉が点在しているので、温泉目的で大分県を訪れる人も多いのではないでしょうか。また大分県には、大分マリーンパレス水族館うみたまごや九州自然動物公園アフリカンサファリなどのテーマパークや、金鱗湖・由布岳など大分県ならではの風景を楽しめる観光スポットもあります。

今回はその大分県を観光するなら、ぜひ訪れてほしい！おすすめの観光スポットをランキング形式でお届けします。ランキング外にも大分県の魅力を感じられる観光スポットを合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

私、大分県には行ったことがないんだよね～どんなところだろう？別府温泉くらいしか思いつかないな・・・。

別府温泉の地獄めぐりって、すごいネーミングじゃない？！地獄をめぐるのって一体どんな場所なのかすごく気になるよね！

うんうん。それに大分県にはテーマパークや風景を楽しめる観光スポットもあるんだね～。

やっぱりおんせん県と呼ばれているくらいだし、大分県に行くのなら温泉はぜひ堪能したいから、温泉＋観光スポットのセットにしたら満足度高そう。

大分県には温泉以外にも面白いスポットがたくさんありますよ～！それでは早速これから紹介していきま～す。

大分を観光するならぜひ訪れてほしい！おすすめの観光名所ランキングBEST5

大分県には、源泉数・湧出量ともに日本一の別府温泉をはじめ、おんせん県を満喫できる温泉郷や観光スポットがたくさんあります。ここではその中から大分県を代表する名所を５つご紹介します。

第1位　別府温泉（別府八湯・別府温泉郷）

「別府温泉（べっぷおんせん）」は、温泉都市として知られる大分県別府市内に数百ある温泉地の総称で、別府八湯・別府温泉郷とも呼ばれています。

別府市内に数百もある歴史が異なる各温泉地は、別府八湯と呼ばれる８つの温泉郷「別府温泉」「浜脇温泉」「観海寺温泉」「堀田温泉」「明礬温泉」「鉄輪温泉」「柴石温泉」「亀川温泉」を中心に分布。源泉数・湧出量ともに日本一を誇ります。

また別府八湯の１つ「別府温泉」は、別府温泉郷の中心・JR別府駅周辺の繁華街にある温泉街で、市街地の海岸通りと流川通り周辺に宿泊施設があります。別府温泉を代表する「竹瓦温泉」では唐破風造りが風情あり、古くから砂湯（温泉で温められた砂を体にかけてもらう）でも有名。共同浴場（通称・ジモ泉）も点在しています。

第2位　由布院温泉

大分県由布市にある「由布院温泉（ゆふいんおんせん）」は、由布岳のふもとに広がる温泉郷。朝霧の名所としても知られ、別府温泉の賑わいとは違った落ち着いた雰囲気の観光スポットです。

源泉数・湧出量とも別府温泉に次ぐ全国第2位で、豊富な湯量を誇ります。1959年に湯平温泉とともに「湯布院温泉」として国民保養温泉地に指定、2019年には由布市内の塚原温泉・庄内温泉・狭間温泉を含めた「湯布院温泉郷」として拡充指定されています。

豊富な湯量のおかげでお安く入浴できる共同温泉もたくさんあり、土地の人との語らいも楽しめます。夏は高原性の気候で涼しいことから、九州の軽井沢と呼ばれることもあり、避暑を兼ねた観光客が多いのが特徴的。

風情あるワラ葺屋根と近代的な建物が融合・自然に生かされた温泉街で、各宿泊施設は賑やかな街並みから外れた場所にあり町の造りはゆったり。開発規制によって巨大な旅館やホテルは無く、田園的な名残もあることから、グループから家族連れまで年齢層を問わず人気があります。

第3位 別府地獄めぐり

「別府地獄めぐり」は、1,000年以上も前から、200～300mの地底から噴気・熱泥・熱湯などが噴出する自然湧出の源泉「地獄」を周遊する定番の観光スポット。別府八湯の１つ「鉄輪温泉」に集中し、別府温泉と合わせて立ち寄るのにおすすめです。

各地獄によって色や成分に特徴があり、神秘的なコバルトブルーが美しい「海地獄」・日本最古の天然地獄・赤い熱泥「血の池地獄」・約30m熱湯を噴き出す豪快な「龍巻地獄」・青みを帯びた白色の「白池地獄」の４つは、2009年に別府の地獄として国の名勝に指定されています。また海地獄・鬼石坊主地獄・血の池地獄・かまど地獄の４つに足湯が、鬼石の湯は日帰り入浴施設として営業しています。

別府地獄めぐりでは珍しい景観を楽しめるとあって、毎年800万人超が訪れています。地獄蒸し焼きプリン・血の池軟膏・入浴剤赤湯泉といった個性的なお土産も合わせて楽しめますよ。

第4位 大分マリーンパレス水族館うみたまご

大分県大分市にある、大分マリーンパレス水族館うみたまご。ここでは「動物をなかよくなる」をテーマに、目の前に広がる豊後水道に住む魚介類や、セイウチ・イルかなど、いろいろな生き物たちを身近に感じることができます。

水量1,250トンの大回遊水槽や、大分の県南に生息するサンゴを日本で初めて繁殖させたサンゴ大水槽などの展示、そしてセイウチやイルカなどの海獣ゾーンなど、見どころもたくさんあります。大迫力のジャンプが見られるイルカのパフォーマンスショーや、ショーが終わったあとのふれ合いタイムにセイウチの体に直接触れることも可能です。

また2015年オープンの「あそびーち」は、「動物と遊ぶ×アートであそぶ」がテーマの新感覚ビーチ。うみたまごの隣にある、ガラスの無い水族館です。砂浜に裸足で入り、自然のままの動物たちを間近に観察したり、楽しくふれ合ったり。ゆっくりのんびり生き物たちと仲良くなることができますよ。

第5位 九州自然動物公園アフリカンサファリ

大分県宇佐市にある「九州自然動物公園アフリカンサファリ」は、広大な草原に広がる日本最大級の体験型サファリパークです。園内には70種・約1,400頭羽の野生動物が暮らしています。

「動物ゾーン」では、クマや山岳動物・ライオン・草食動物・トラ・ハイエナ・チーター・レイヨウなど、迫力ある野生の姿に近い動物たちを身近に観察できます。「ふれあいゾーン」では、ミニチュアホースの乗馬体験・キャットサロン・ドッグサロン・カンガルーふれあいの森・乗馬体験コーナー・ふれあい牧場・山小屋アルム・リスザルの森などで、いろいろな動物に直接触れ合えます。

アフリカンサファリは、マイカー見学はもちろん、迫力いっぱいのジャングルバス（有料）も利用できます。ジャングルバスは、ライオンやトラ・キリンなどの野生動物に餌をあげながら移動するオリジナルの生態観察バスで、直接餌をあげる時のドキドキ感を楽しめるとあって人気がありますよ～。

園内にはレストラン・軽食コーナー・お土産品屋もあるので、丸1日たっぷり遊んで、心あたたまる動物たちとふれ合って、アフリカンサファリを存分に満喫できます。

まだまだおすすめ！大分のその他の観光スポット5選

金鱗湖

温泉でも有名な由布院のシンボル「金鱗湖（きんりんこ）」は、大分川の源流の１つで周囲400mの湖です。

金鱗湖という名前は、明治初期の儒学者「毛利空桑」が湖で泳ぐ魚の鱗が夕日で金色に輝くのを見て名付けられたそう。由布岳の麓にあることから、以前は岳本（たけもと）の池・岳ん下池（たけんしたいけ）と呼ばれていました。

金鱗湖には清水と温泉が流れ込んでいて、年中水温が高いため、冬の早朝に湖面から霧が立ち上がる幻想的な光景が魅力的ですよ。春の新緑・秋の紅葉・冬の霧と、その季節ならではの景色を堪能できます。

由布岳

人気の温泉郷：由布院温泉の北東部にそびえる「由布岳」は、標高1,584mの活火山です。

円錐形のその形より「豊後富士」とも呼ばれ、古来から信仰の山・神の山として「古事記」「万葉集」「豊後国風土記」にも、その名前が記されてきた名峰として知られています。

毎年5月上旬に安全祈願祭を行い、山頂からは別府湾・九重連山・由布院盆地を望めるとあって、1年中各地から多くの登山愛好家が多く訪れる人気の山です。また由布院盆地各所からは由布岳を眺めることができる、由布院のシンボル的存在です。

九重“夢”大吊橋

「九重“夢”大吊橋（ここのえ“ゆめ”おおつりはし）」は、天空の散歩道と呼ばれる絶景吊り橋。その名称は一般応募5,890点から選んで命名され、平成18年に開業しました。

長さ390m・高さ173m・幅1.5mの歩道専用として日本一の高さを誇ります。標高777mから360度の大パノラマで、四季折々の大自然の絶景が眺められますよ～。

九重“夢”大吊橋の目の前には日本滝百選に選ばれた「震動の滝・雄滝」「雌滝」や紅葉で有名な「九酔渓」、足元に広がるのは筑後川の源流域を流れる鳴子川渓谷の原生林、天気が良い日には遠くに三俣山や涌蓋山など雄大な九重連山の壮大な景観も眺められるとあって、人気の観光スポットです。

宇佐神宮

大分県宇佐市「宇佐神宮」は、豊後一の宮で全国津々浦々4万社鎮座する八幡宮の総本宮です。

八幡大神（応神天皇）・比売大神・神功皇后をご祭神にお祀りし、神亀2年この地に創建されました。皇室も伊勢の神宮に次ぐ第二の宗廟（そうびょう）として崇敬が厚く、勅祭社16社に列されています。また一般の人々からも、鎮守の神として古来より広く親しまれてきました。

美しい八幡造り（はちまんづくり）の本殿は国宝に指定されています。また年間をとおして大小あわせて150近くの祭典を実施。10年に1度行われる勅使祭をはじめ、どれも由緒ある素晴らしい祭典となっています。

高崎山自然動物園

大分市と別府市の境界にある「高崎山自然動物園」は、野生のニホンザルと自然が満喫できる観光スポットです。標高628メートル・面積330ヘクタールの釣り鐘のような形の高崎山。

ここでは約1200頭のニホンザルが２つの群れに分かれて生息しています。園内では野生のサルに餌付けしており、観光客のすぐそばまでサルが近づいてくるので、ちょっと大きめのオスザルから可愛らしい子ザルまで、身近に観察できるのが魅力的ですよ。高崎山のサルは大人しく、専属スタッフの案内もあるので、安心です。

また駐車場近くに、高崎山自然動物園のニホンザルや歴史について知ることのできる「おさる館」も併設。おさるグッズやお土産も豊富で、ちょっとした休憩もできますよ。

別府温泉の地獄めぐり、やっぱり何だかすごそう。血の池地獄って何～？実際に目の前で見てみたいな～。

私、個人的には、落ち着いて過ごせそうな由布院温泉が気になるな～。金鱗湖と由布岳あたりとセットで訪れてみたら良さそう。

別府温泉も由布院温泉も有名ですよね～。せっかくなら温泉と観光スポットを合わせて計画すると楽しめそうですね。

大分県って、水族館やアフリカンサファリのテーマパークも楽しそうだし、九重“夢”大吊橋の大自然や、国宝指定の本殿がある宇佐神宮も素敵だよね～。

うんうん。それに野生のサルに餌付けしている高崎山自然公園ってすごく面白そうじゃない？！

大分県では温泉はもちろん！魅力的な観光スポットがたくさんあります。皆さんもぜひ一度大分県を訪れて、その魅力を存分に味わってみてくださいね。