この記事を書いた人 いそがわかおり
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レンタサイクルと水牛車で巡る、竹富島のんびり旅
記事作成日: 2015-08-24
毎日仕事に追われて、家に帰ってバタンキュー! たまには、そんな忙しい日常を抜け出して、南の島でのんびり過ごしませんか? 自転車や水牛車に乗って、昔ながらの島の暮らしを体感しながら、ゆるやかに流れる時間に身をまかせる……そんな、竹富島での “のんびり旅” をご案内します。
竹富島はどんなところ?
八重山諸島のひとつ竹富島へは、石垣島の離島桟橋からフェリーで10分ほど。アクセスしやすく、離島初心者にもおすすめです。竹富島にはスーパーがないため、必要なものは石垣島で購入して、持参しましょう。
変わらぬ島の風景
竹富島は、島全体が「重要無形民俗文化財」に指定されています。そのため、集落では、昔ながらの暮らしや風景が守られています。こじんまりした島には、周遊バスはありますが、レンタカーはありません。水牛車か自転車に乗って、のんびり気ままに観光するのがおすすめです。
赤瓦の集落を水牛車で巡る
水牛車の定員は20名ほど。人が歩くよりもスローな足取りで、赤い屋根瓦の集落を一周(約30分)。昔から変わらぬ沖縄の原風景を楽しみます。
スローな島時間を満喫
水牛車が進むのは、白いサンゴ砂の道。かつて、夜の月明かりでも道が明るく見えるようにと、サンゴ砂を海岸から運ぶようになったのだそう。
赤瓦に鎮座する豊かな表情のシーサー、気ままに昼寝をする島猫。ガイドの三線の音に耳を傾けながら、竹富島を流れるスローな時間に身をゆだねます。心のなかのモヤモヤもいつの間にか消えてなくなりそうです。
自転車で集落からコンドイビーチへ
平坦な地形の竹富島は、女子でも楽に自転車で周ることができます。レンタサイクル店で自転車を借りたら、島の散策に出発! 自転車には鍵がないので、泥除けにある番号を覚えておきましょう。
八重山屈指の青い海
集落の中心から自転車に乗って10分ほどで、八重山諸島屈指の美しさを誇るコンドイビーチに到着。遠浅で穏やかな海は、時間によって異なる表情を見せます。干潮時には海中から砂浜が現れ、潮が満ちてくると、海はいっそう美しいコバルトブルーへと変わっていきます。ワゴン販売(期間限定)のかき氷を頬ばりながら、ひと休み。
星砂の浜
コンドイビーチの少し南側、「星砂の浜」とも呼ばれるカイジ浜へ寄ってみましょう。童心に返って、星砂探しはいかが? 手のひらを砂に押し付けて、手についた砂の粒をじっくり見てみましょう。きっと、星型のかわいい砂が見つかるはずですよ。
ゆるやかに流れる時間を楽しむ
水牛車から眺める赤瓦屋根の集落、白いサンゴ砂の道、鮮やかなブーゲンビレア、初めて見るのにどこか懐かしい風景。見飽きることのないコバルトブルーの海。忙しい日常を思い切って抜け出して、こんな竹富島を流れるスローな島時間に身をゆだねてみませんか?