にゃんとも癒される 竹富島でパワースポットと猫めぐり

白砂の道と赤瓦の屋根、石垣の庭からは色とりどりの花々……。沖縄の原風景を感じる「竹富島」をのんびりと歩いてみませんか？

この小さな島を訪れると、“にゃんとも癒される”かわいい猫たちや、たくさんの神様が旅人を出迎えてくれます。今回は、竹富島のかわいい猫たちとパワースポットを紹介します。

竹富島は隠れた「猫たちの楽園」

白い道と赤瓦の屋根、水牛車、ブーゲンビリア、美しいビーチが有名な竹富島ですが、近年は「猫の楽園」としても人気が高まっています。竹富島を歩くと、白砂の道や砂浜、木陰、家の軒先などで、のんびりとくつろぐ猫たちに出会うことができます。

「星砂の浜」で有名なカイジ浜は、猫がいっぱいいるビーチとしても有名。近づいても逃げることなく、とってもフレンドリーな猫たちです。水平線に沈む夕日を、猫たちといっしょに眺めていると、幸せな気持ちで心が満たされていくことでしょう。

竹富島のパワースポット

周囲9.2kmという小さな竹富島には、たくさんの「御嶽（おん）」の神様が祭られています。「御嶽」は、琉球信仰の聖域の総称です。沖縄本島では「うたき」と読み、八重山地方では「おん」と読みます。竹富島では数多くの祭礼も継承されており、島の人々は御嶽の神様とご先祖様をとても大切に敬っています。

「御嶽」の神様にお願いするときは、名前と住所、生年月日、訪れた理由、願い事を伝えましょう。

五穀豊穣の神「世持御嶽（ゆーむちおん）」

「火の神」と「農耕の神」を祭っています。竹富島最大の行事「種子取祭（たなどぅい）」は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

島の守り神「西塘御嶽（にしとうおん）」

竹富島の偉人・西糖が「島の守り神」として祭られています。島の祭りごとの際、神司や島の役所者が祈願に訪れます。

ニーラン神石（かんとぅい）

神様が竹富島に五穀豊穣をもたらすために訪れたとき、乗ってきた船をこの石につないだといわれています。

お願いシーサー

誰にもある場所を教えてもらわずに、自分の力だけで見つけられたら“願いごとが叶う”といわれています。お祈りのポーズをしているかわいいシーサーです。

のんびりと、ゆったりと、心の充電

ゆったりとした時間の流れを感じることができる「竹富島」の旅。とっても小さな島ですが、数日滞在しても飽きることがない不思議な島です。かわいい猫たちと、愛くるしいシーサーや神様達が、きっと旅人のココロを癒してくれることでしょう。