旅行の荷物重すぎ問題を解決!キャリーケースのススメ

旅行の荷物重すぎ問題を解決!キャリーケースのススメ

記事更新日: 2022-02-09

キャリーケース イメージ

1泊以上の旅行へ行く場合、どうしてもある程度の荷物が必要になります。「旅行の荷物はできるだけ少なく」とよく言われますが、実際にはつい荷物が増えてしまうことも多いのではないでしょうか。

 

マイカーで自宅から宿へ直行しない限り、その荷物を何らかの方法で運ぶことになります。荷物の詰まった重いバッグを肩にかけて歩くのは、意外に体力を消耗するものです。宿まで歩く距離が長ければ、到着までに疲れてしまうこともあるでしょう。

 

この問題を解決してくれるのが、持ち上げるのではなく転がして運ぶキャスター付きの旅行カバンです。日本ではキャリーケースやキャリーバッグという名前でおなじみのこのアイテムは、短期間の国内旅行でも十分役に立ちます。その便利さや注意点、2輪タイプと4輪タイプの違いや選び方などをご説明します。

 

 

まる
……こ、このバッグ……!重い……っ!重すぎっ!
しえ
いらない物までどんどん入れちゃうから、そうなるのよ。旅行の荷物は必要最小限にしないとダメだってば。出発までに減らしてね。
まる
それはわかってるんだけどさ~、ほら、これとかこれとか、全部あった方が便利でしょ?ここから何か減らすとか、無理っぽくない?
ベル
でも、さすがにこれは重すぎるんじゃないかな。大変そうだから、僕のキャリーケースを貸してあげるよ!

 

 

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荷物が増えがちな時代だからこそ、使いたいキャリーケース

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今回取り上げるのは、海外で「トロリーバッグ」「トロリーケース」と呼ばれているキャスター付きの旅行カバンです。日本では「キャリーケース」や「キャリーバッグ」という名前で販売されています。

 

「ケース=頑丈」、「バッグ=柔らかい素材」というイメージもありますが、はっきりと使い分けられていることが少ないため、ここではハードタイプもソフトタイプも「キャリーケース」という名前でまとめて説明を進めていきます。

 

キャリーケースには、車輪が4個ある4輪タイプと、2個だけの2輪タイプがあります。どちらの車輪もそれほど巨大なものではありませんが、やはりその効果は絶大です。

 

たとえばスーパーマーケットで買い物をする際、重いお米や飲み物もカートに載せればスイスイ運べるように、持ち上げるだけでも大変な大荷物も、小さな車輪の活躍によって簡単に動かすことができます。

 

SNSのために写真を撮ることも旅行の大きな目的となっている現代では、化粧品や着替えの服、さまざまなデジタル製品など、昔の旅行よりも荷物が増える傾向があります。「旅行の荷物は最小限に!」という鉄則を知っていても、荷物を詰めたバッグが大きく重くなってしまうのは、今や避けられないことなのかもしれません。

 

キャリーケースは、最低限必要な荷物だけを厳選する手間や、バッグの重さを我慢して歩く苦労を大幅に減らしてくれます。これから登場するのは、このキャリーケースの購入や使用の際に役立つ、ちょっとした知識です。

 

4輪タイプと2輪タイプは何が違う?

クエスチョンマーク イメージ

4輪タイプと2輪タイプのキャリーケースの大きな特徴をまとめると、次のようになります。

 

4輪タイプのキャリーケース

品数豊富で入手しやすい。 → 好きなデザインのものを選びやすい!

安定した4輪走行が可能。 → 引く・押す力も2輪タイプより少なくてすむ!

 

2輪タイプのキャリーケース

4輪タイプよりも車輪が大きいものが多い。 → 小さな段差や隙間に強い! 

斜めに傾けて、自然な体勢で引っ張れる。 → まっすぐ立てれば、電車の中などでも勝手に移動しない!

 

 

キャリーケース イメージ

「4輪タイプも斜めに傾けて引けるのでは?」と思われる方も多いかもしれません。実は、それはおすすめできない使用法です。

 

確かに旅行のイメージ写真や映像では、よく4輪タイプのキャリーケースを斜めに引いている旅行者の姿が見られます。しかし、4輪タイプは「真下にかかる重量を4個の車輪で支える」という想定で作られているため、斜めに引くと不自然な角度から大きな力が車輪に加わることになります。中身が軽ければまだ良いのですが、重い状態でこの引き方を続けると、キャリーケースの寿命を大きく縮めてしまう可能性があります。

 

さらに、騒音という問題も生じます。このような「斜め引き」を行うと、地面と接していない2輪は空中でカチャカチャと音を立て続けます。(※高級な商品の中には静音性を高めたキャスターが採用されている物もありますが、まだそれが業界標準という状況にはなっていません)

 

騒音が目立たない場所では無視できますが、静かな場所では(たとえ実際はそこまで大きく響いていないとしても)気になることが多いでしょう。すこし窮屈な体勢になりますが、キャリーケースを身体の横に置き、4輪をすべて地面に付けて動かすのが4輪タイプのおすすめの使用法です。

 

 

 

 

 

一方、2輪タイプには、斜め引きをした時にカチャカチャと音を立てる余計な車輪がありません。

 

アスファルトの路面を転がすと、なめらかな床の上で動かしていた時よりも音が大きくなりますが、それはあくまでも車輪と路面が生み出す音です。そして、もともと斜めに引くことを想定して作られていますから、耐久性の点でも不安はありません。

 

また、4輪タイプの車輪では乗り越えられなかったり、挟まってしまう危険がある小さな段差や踏切も、多くの2輪タイプのキャリーケースなら対応できます。さすがに車輪が埋まってしまうような場所では動けませんし、極端に大きな段差や隙間は無理せず持ち上げて運んでしまった方が安全ですが、4輪タイプよりも持ち上げる機会はずっと少ないでしょう。

 

凸凹の無い床の上で(4輪タイプは4輪を接地して)動かす時には、どちらのタイプも音が気になることはありません。この環境での比較では、2輪タイプよりも小回りが効き、動かすのに必要な力が少なく、引いても押しても安定感がある4輪タイプの方が優れています。

 

2輪タイプは「キャリーケースを斜めに傾けた状態で維持する力」と「引く力」という、二つの力が必要ですが、4輪タイプは「引く(または押す)力」だけです。極端な話、手を放しても転がっていきます。これで困るのは走る電車の中ぐらいです。曲がる時も、2輪タイプは4輪タイプほど機敏には動けません。扱いには多少の慣れが必要となります。

 

 

 

 

 

キャリーケースの選び方

ポイント イメージ

こうした違いを踏まえて、国内での数泊の旅行に使用するキャリーケースの選び方を考えてみましょう。

 

最寄りの空港・駅・バス停などから宿(あるいは自宅)まで距離があり、徒歩で長く移動する必要がある場合は2輪タイプが有利です。

 

一方、タクシーや送迎バスなどを使うことで、そうした徒歩の移動をほぼ無くせる(=駅や空港の中でしか大きく移動しない)場合は、4輪タイプが有利です。

 

つまり、駅などに近い宿や、逆に遠すぎて送迎体勢が整っている宿へ行くことが多い方には4輪タイプが、そうでない方には2輪タイプがおすすめということになります。平らな床以外での行動に強い2輪タイプは、宿へ直行せず、先にどこかへ立ち寄るスタイルの旅行が多い方にも便利でしょう。

 

4輪タイプが有利な(屋外での徒歩での移動距離が少ない)旅行では、普通のバッグでも大きな違いは無いように思えるかもしれません。しかし、駅や空港の中での移動は必要ですから、この部分が長い場合は身体への負担の違いを感じられるはずです。

 

 

キャリーケース イメージ

続いて、キャリーケースの本体部分ですが、ここはハードタイプとソフトタイプという違いがあります。ソフトタイプは「(わずかに潰れるため)若干かさばらない」、ハードタイプは逆に「潰れる心配が無い」と、それぞれメリットがありますが、多くの国内旅行では気になるほどの差にはなりません。

 

そのため、重量と頑丈さのバランスや、デザインの好みなどが「ハードタイプか、ソフトタイプか」という選択の決め手となります。

 

 

最後はサイズです。キャリーケースには「耐荷重○kg」「容量○リットル」といった商品説明があり、この数値は本体部分の大きさに左右されます。これを見て、「○kgまで耐えられる=○kgの物まで運べる」と考え、大きなキャリーケースの方が良いと判断してはいけません。

 

当然ですが、中身が重ければ重いほど、キャリーケースを動かすための力も多く必要になります。持って歩く時に比べれば劇的に少ないものの、それがゼロになることはありません。そしてキャリーケースのサイズが大きくなれば、わずかですが空の状態の重量も増えてしまいます。

 

キャリーケースを引いて移動していると、傾斜のきつい上り坂や、一瞬持ち上げなくてはいけない場面に出会うこともあります。大きすぎる商品を買い、空きスペースに必要な量をはるかに超える荷物を詰め込んでしまうと、そのような場面で苦労することになります。

 

ですから、「今までの荷物+アルファ」が収まるベストなサイズの商品を探すことをおすすめします。

 

バーの部分も活用できる!

キャリーケース イメージ

個人的な買い物やお土産などで、帰りの荷物は行きよりもすこし多くなってしまうことがあります。その時は「キャリーバー」と呼ばれる、キャリーケースから飛び出すコの字型の棒の部分が活躍します。

(※「コ」の縦棒部分は、手で握って引っ張るための引き手です)

 

小さな袋なら持ち手の部分にキャリーバーを通すだけでも大丈夫ですし、大きめの袋の場合はキャリーバーを通してからヒモやゴムで固定することで、安定して運ぶことができます。ただし、この方法には「見た目が悪くなる」という欠点があります。

 

実は、このような形で使うためのバッグも販売されています。そうしたバッグには側面に底のない大きなポケットのような布が縫い付けてあり、この布とバッグ本体の隙間にキャリーバーを通すことで、スマートに固定することができます。薄手の素材のバッグなら、行きは小さく畳んでキャリーケースの中に入れていくこともできるでしょう。

 

この方法で、キャリーケースに収まらない物も運べます。しかし、あまり重い物を入れすぎてしまうとキャリーバーに負担がかかりますし、引っ張るために必要な力も増えてしまいます。

 

さらに、非常に軽量なキャリーケースの場合、キャリーバーがそれほど丈夫でないこともあります。ですから、重い物はキャリーケースの中に入れ、こちらの袋には比較的軽い、かさばる物を入れることをおすすめします。

 

 

 

 

 

キャリーケースを使う際の注意

キャリーケース イメージ

基本的に、4輪タイプのキャリーケースは身体の横に、2輪タイプはやや斜めの後方に位置します。

(※斜めに傾けて引く場合は真後ろに置くことも不可能ではありませんが、不自然な体勢になります)

 

この状態で正面からの歩行者を避けると、キャリーケースが身体に追いつかず、相手にぶつかってしまう危険性があります。自転車のような速度は出ていませんが、重い物が勢いよく衝突すれば、そこには大きな衝撃が生まれます。

 

正面からだけでなく、後ろからの追い越しにも注意が必要です。こちらは完全に視界の外ですから、危険性はより高いと言えます。人通りが多い場所では、思わぬ事故が起きないよう、可能な限り安全に配慮して行動しましょう。斜めに傾けて引いていると、自然と腕が後ろに長く伸びてしまいがちですが、そうした場所では意識して腕を縮めることも重要です。

 

また、2輪タイプはエレベーターの中のような狭い場所が苦手です。このように大きく腕や身体を動かせない場所で、無理に引っ張ることにこだわってしまうのは良い考えではありません。

 

逆に押してみたり、あるいは軽く持ち上げるといった小技が役立ちます。押す場合は、(台車やカート、4輪タイプのような安定性が無いため)思わぬ方向に進まないよう、十分に気をつけてください。

 

 

飛行機 イメージ

日々の暮らしの中でふと生まれる「旅行に行きたい」という気持ちと、実際の行動までの間には、スケジュールや費用など多くのハードルがあります。「荷物が重くて面倒」ということも、そのハードルの一つになっているのではないでしょうか。

 

キャリーケースは、それをうまく取り除いてくれます。これまでより軽くなった身体と心と共に、素敵な旅に出かけてみてはいかがでしょう。

 

 

まる
すごいね、キャリーケースって!まさか、こんなに楽になるなんて……!
しえ
このくらいの荷物だと、キャリーケースはちょっと大げさかな……って思ってたけど、これは使いたくなるわね。
ベル
うん、『我慢すればどうにか……』ぐらいの重さでも、歩く距離が長いと、けっこうつらくなるからね。もっと楽ができる方法があるなら、それを使うのも悪くないと思うよ。
まる
旅行は楽しく、気持ちよく行きたいもんね。今回はこれを使わせてもらうけど、次の旅行までにいい感じのキャリーケースを探してみるよ!

 

 

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トリッパー編集部

この記事を書いた人 トリッパー編集部

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